【ほぼ全文レポ】ジャニーズWEST・藤井流星、メリー喜多川さんへ感謝の思い「いろんな言葉をもらった」

女優の黒柳徹子と「ジャニーズWEST」の藤井流星が30日、東京・EXシアターで「ハロルドとモード」公開ゲネプロと取材会に出席した。

メリー喜多川さんへの感謝を口にした藤井流星【写真:ENCOUNT編集部】
メリー喜多川さんへの感謝を口にした藤井流星【写真:ENCOUNT編集部】

黒柳徹子、藤井流星と年の差ラブストーリー「こんな若い方と…」

 女優の黒柳徹子と「ジャニーズWEST」の藤井流星が30日、東京・EXシアターで「ハロルドとモード」公開ゲネプロと取材会に出席した。

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 1971年にアメリカで公開され、ブラックユーモアを随所にちりばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと生きることの楽しさをコメディータッチに描き、世界中で熱狂的な支持を得た映画「ハロルドとモード」。その後に舞台化もされ、ストレートプレーからドラマリーディング、ミュージカルと、キャストや上演形態を変え、幾度となく上演され続けており、映画の公開から約半世紀経った現在に至っても多くのファンを魅了。2020年9月には朗読劇としても上演され、今年も黒柳の主演で東京・EXシアター六本木にて上演される。

 79歳のチャーミングな女性モードを演じる黒柳は本作を観劇して以来、かねてより出演を熱望し、昨年の公演で長年の夢を実現。今後も黒柳自身のライフワークとして定期的に上演される予定となっている。そしてモードに恋する19歳のやんちゃな少年ハロルド役は、黒柳と初共演となる「ジャニーズWEST」藤井。さらに、森川葵、小林大介、石丸謙二郎、高島礼子と若手からベテランまで豪華な顔ぶれで、型破りな2人の生きざまと恋模様を描く。

 ゲネプロ上演後に行われた取材会には黒柳と藤井が出席。報道陣からの質問にネタバレなしで答えた。以下は主な一問一答。

黒柳「皆さま長い時間ありがとうございました。こんなにたくさんの方に集まっていただいているとは知らなかったのでびっくり致しました。今までやったことがないような役なんですけど、本当は80歳よりもっと上なんですけど、一応80歳(の役柄)ということになっています。こんな若い方と……。あなたいくつだっけ?」

藤井「僕、28歳です」

黒柳「あら、そうなの? 10代じゃないの?」

藤井「違います(笑)。10代だと思っていたんですか?」

黒柳「10代だと思ってました」

藤井「いやいや。びっくりですよ。ごめんなさい、28です(笑)」

黒柳「そうですか。でもお若い。こういう方とご一緒できて、お芝居できてとてもうれしいです。この方は素晴らしいナイーブなこの役にぴったりだったので、とてもうれしかったです。今回はとても私の人生の中でもうれしい気持ちのお芝居と申し上げていいと思います」

藤井「初日を迎えましたが、僕からしたら、徹子さんって雲の上の存在だったというか。『ホンマにいるんですか』レベルなんですよ。共感してもらえると思うんですけど。その黒柳徹子さんと同じ舞台に一緒に立てているというのが、ちょっといまだにびっくりというか、信じられないというか。客観的に見たら、自分でもびっくりしますね、たぶん。この2ショットもそうですけど、映像とかで見たら。本当にありがたくて光栄なお仕事だなと思っていますし、個人的には朗読劇は初挑戦。普通のお芝居と違う難しさがありますよね。このゲネプロが終わったあとも、『難しいね』って。でもこれを経験することでステップアップにつながるというか、すごく貴重な経験になっているなと思いますので、頑張りたいです」

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