【ズバリ!近況】「踊る大捜査線」北村総一朗が明かすコロナ禍の生活 若者のワクチン接種に持論も

真面目&クスッと笑えるトークは健在だ【写真:荒川祐史】
真面目&クスッと笑えるトークは健在だ【写真:荒川祐史】

ワクチン接種の副反応にがっかり!?

 読書は「一枚のハガキ」の舞台に向けて、戦争に関する本ばっかり読んでいます。ジャーナリスト・半藤一利さん(故人)の「あの戦争と日本人」を何回も読み返したり。「一枚のハガキ」は新藤兼人監督の遺作で、監督がご自身の戦争体験を元にして撮られた映画。この作品を見て感動して、及ばずながら監督のご遺志を引き継ぎたい、と思ったわけです。僕も戦前生まれで、終戦時は10歳。大人たちは悔しがっていたけど、僕は「これでやっと、あのかび臭い防空壕で寝なくていい、安心して眠れるのか、自由がくるのか」とうれしかったですから。

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 今の若い人たちは自由は当たり前だと思っているだろうけど、自由は保障されて当たり前ではないんだよね。有り難く守らなければならない大事なものだし、でも、何より優先させるわけにもいかない。例えば、劇団昴の若い子たちのなかにもワクチンを打ちたくない、という子がいる。でも、それでは共演者が困ってしまう。見に来てくれるお客さんにも申し訳ない。僕たちの一番大切な目的は何なのか、ワクチンはその手段なんだ、ということをよく考えてほしいな、と思います。

 僕自身はワクチンは自治体からの案内に従って、6月に打ちました。どんなものかと思っていたら、1回目は少し打ったところが軽く痛むかな、という程度。2回目なんて、まったく何の反応もない。わざわざ枕元に水を入れたペットボトルと解熱剤を準備して寝たのに必要なかった。喜ぶべきか悲しむべきか。僕の免疫はちゃんと働いてくれているのか、心配になりましたよ。

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