ミスコン出場者を大学が異例の後押し 学長「正直、難しい問題だと思いました」も応援のワケ

前田一誠教授と今岡麗奈さん【写真:本人提供】
前田一誠教授と今岡麗奈さん【写真:本人提供】

今岡さん「根暗だった」を経て、二重に変身、15キロ減

 今岡さんが現在、安定した二重まぶたになるまでに取った3つの方法はYouTubeで明かしているが、「ミス・ジャパン」に応募した理由は意外なものだった。

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「3年生の時にある方の勧めで出て、中四国ブロック大会のファイナリストまで進出したものの、自分の軸が明確でないことに気づきました。私には『小学校を経営したい』という夢があり、それを実現するには、人を巻き込む力、影響力が必要。今年はその思いを強くして、ここまで来ています」

 今回、大学の応援を取り付けたのも「巻き込む力」の表れか。ミス・ジャパンの規定では、YouTube審査で上位5人に入らなくても、本大会(9月29日)の審査で2ndセッションに進出できるが、今岡さんは「できれば、応援に応える形でYouTube審査の段階で上に行きたいです」と話している。大学側もその思いを受け、約3000人の学生、系列学校(短大、高校、専門学校で計5校)約2000人の教職員にもYouTubeの再生などを呼び掛けていくという。締め切りは26日。今岡さん自身も本大会に向け、ウオーキングの練習なども重ねており、「グランプリを目指します」と話している。

大学の校門前に立つ今岡麗奈さん【写真:本人提供】
大学の校門前に立つ今岡麗奈さん【写真:本人提供】

〇ミスジャパン 2019年に創設されたミスコンテスト。外見の美しさだけではなく、内面の美しさ、人間性、現代女性を代表するオピニオンリーダーとしての発信力を評価するページェントを目指しての開催を重ね、身長制限や外国語の能力を求める審査傾向の排除。20年大会では水着審査をなくしている。初代の19年グランプリは女優・土屋太鳳の姉土屋炎伽さん、20年グランプリは小川千奈さん。

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