【ズバリ!近況】「魔女たちの22時」で“戸籍上は男”と告白したモデル・佐藤かよが告白を後悔した理由

「今は仕事をがんばりたい」【写真:荒川祐史】
「今は仕事をがんばりたい」【写真:荒川祐史】

テレビ番組でカミングアウトしたことを後悔したことも

――バラエティー番組「魔女たちの22時」でカミングアウトしたのは勇気が必要だったろうと想像します。カミングアウトを後悔したことはありませんか。

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「ありました。いいことの方がもちろん多かったのですが、恋愛が難しいと感じることがありました。それまでは、自分の相手だけに明かして理解してくれる方とお付き合いをしていましたが、カミングアウト後は、周りもみんな知っているので、そのうえで私と恋愛できる覚悟がある男性はなかなかいないんじゃないかなぁ? と感じたことはありました」

――覚悟してアタックしてきてくれた恋人は今、いますか?

「今はいません。いつか結婚もしたいなぁと思うこともありますけど、タイミングかな。バリバリ仕事をしているロールモデルをたくさん見ていると格好いいなと思うので、今は仕事を頑張りたい。そういう時期ですね」

□佐藤かよ(さとう・かよ)1988年12月26日、名古屋市で男子として生まれたが、15歳のころにホルモン注射を打ち始め女子として生きるように。市立神丘中学卒業後、アパレルショップでアルバイトを始め、18歳でスカウトされ地元のファッション雑誌「東海SPY GIRL」(流行発信)の専属モデルに。東京でレースクイーンやラウンドガールとしても活動した。2010年、バラエティー番組「魔女たちの22時」(日本テレビ系)で“戸籍上は男”だとカミングアウトし世間を驚かせた。その後はバラエティー番組や映画、ファッションショー「東京ガールズコレクション」などで活躍。21年6月からYouTubeチャンネル「kayo kayo」開設。

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