RIZINバンタム級GP参戦中の金太郎が2回戦を予想 同じ大阪人の皇治とのMIXルール戦にも言及

2回戦での対戦が決まった井上直樹と金太郎との2ショット写真【写真:ENCOUNT編集部】
2回戦での対戦が決まった井上直樹と金太郎との2ショット写真【写真:ENCOUNT編集部】

会見で井上直樹に吐いた「お前、しっかり打ち合えよ」の真意

 今回のグランプリでは、本命の朝倉に続き、選手・関係者の間では、対抗馬として井上の名前が挙げられることが多い。

「自分は見てないんですけど、そう言われているって(周りの人が)教えてくれるんです。だから余計にテンションが上がってます」とコメント。さらに「向こうは、僕が眼中にないらしいんですけど、そんなことないと思いますけどね」と独自の分析をしていることも吐露した。

 ちなみに会見では井上との2ショット撮影になった際、「お前、しっかり打ち合えよ」と声をかけたとか。これに関して金太郎は、「必ずしも打ち合えってことじゃなくて、その時のパッと出てきたのがその言葉で、興奮してしまっていましたね。なにも考えずに(口に出てしまった)」と告白。

 しかもその際に井上が「はい」と答えたことに対して、「えらい普通やな」と思ったとも付け加えた。

 面白かったのは、会見の中で、その場面だけが妙にヤンキー漫画の雰囲気を醸し出していたことだろうか。

 しかしながら金太郎が気になったのは、まったく別のことだった。金太郎は、井上と並んでの撮影になった際、井上の身長の大きさに驚いたというのである。

「僕がやたらチビに見える写真でしょ。身長、サバ読んでるんかなと思って。10センチ以上あるように思えたんですよ」

 RIZINの公式サイトを確認すると、金太郎が167センチなのに対し、井上は173センチ。つまり6センチの身長差はあるものの、金太郎が感じた10センチ以上の身長差があるわけではない。それだけ井上にオーラがあるのか。

 果たして、金太郎はその直後にそのカラクリ(?)に気がついた。

「足元を見たらブーツかと思って。ちょっと安心しましたね」と金太郎は笑ってみせた。

「今回は、勝たないと次がないじゃないですか。だから勝つことにこだわる。外野の声は無視して、作戦は勝ちにこだわるってことですね。そういうプランを立てようと思っていますね」

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