松本人志、民放20年ぶり新作コント披露 実力付ける若手に「焦りも芽生えて複雑」

松本人志、さまぁ~ず、バナナマン、さらには「キングオブコント」歴代チャンピオンが集結する「キングオブコントの会」(TBS)が12日午後7時から3時間スペシャルで放送される。松本は民放では20年ぶりとなる新作コントを披露する。

12日に「キングオブコントの会」が放送【写真:(C)TBS】
12日に「キングオブコントの会」が放送【写真:(C)TBS】

三村「なんというすてきな舞台」、日村「全部がおもしろかった」

 松本人志、さまぁ~ず、バナナマン、さらには「キングオブコント」歴代チャンピオンが集結する「キングオブコントの会」(TBS)が12日午後7時から3時間スペシャルで放送される。松本は民放では20年ぶりとなる新作コントを披露する。

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「キングオブコントの会」は東京03(2009年優勝)、ロバート(11年優勝)、バイきんぐ(12年優勝)、シソンヌ(14年優勝)、ライス(16年優勝)、ハナコ(18年優勝)、さらにファイナリストのチョコレートプラネット、ジャングルポケット、ロッチ、さらば青春の光が一堂に会す“コント祭り”。松本の新作テレビコント2作を含む12作品に、ブリッジコントを加えたオール新作コントで3時間にわたって放送される。

 松本が民放でテレビコントを披露するのは、01年放送の「ダウンタウンのものごっつええ感じスペシャル」(CX)以来20年ぶり。今回、松本は2作の新作コントを披露する。「管理人」では、バイきんぐ・小峠英二と2人コント。また、東京03・飯塚悟志、ロッチ・コカドケンタロウ、ハナコ・秋山寛貴ら総勢10人で「おめでとう」も披露する。

 さらに、さまぁ~ず、バナナマン、ロッチが共演する「仁義なきマジシャン」や、さまぁ~ずとハナコ共演の「舞台監督」。さまぁ~ず・大竹一樹、バイきんぐ・西村瑞樹、シソンヌ、ハナコ・岡部大の「キャンプ」。バナナマン・設楽統、東京03の「クイズ番組」。バナナマン・日村勇紀、バイきんぐ、ロッチ・中岡創一、ライス、ハナコ・菊田竜大、秋山寛貴が共演する「壁」など盛りだくさんのコント12作だ。

 松本は「今回、みんなが作ったコントを見ていて、やっぱりプロってすごいなって思いました。自作のコントも悪くはなかったんじゃないかと思います。昨今の芸人さんたちは、知らない間にどんどん力を付けていっていて、コントも日々おもしろくなっています。うれしい反面、焦りも芽生えて複雑でした」とコメント。

 大竹は「これまでは主に自分たちが作ったコントをしていたので、後輩が作ってくれたコントに入るというのはほぼ初めてでした。コントを作ってくれたコント師の世界観を壊さないように、緊張感を持ちながらやらせてもらいましたが、非常に楽しかったです」と話し、三村は「ロッチとハナコが作ったコントに参加させてもらいまして……ハナコは『キングオブコント』で自分が審査をして優勝したわけじゃないですか。そんなハナコにさまぁ~ずとのコントを作ってもらって、なんというすてきな舞台なんだと思いました」としみじみだ。

 また、設楽は「ドキドキしました。はっきり言って普通の番組と全然違いました。番組への向き合い方が普段とは異なる感じでしたが、楽しかったです。コントセットもすごかったし、ネタもすべて1つの方向にならない。こんなコント番組はないです」と絶賛。日村も「最初にこの番組の企画を聞いた時、自分はコントのメンバーに選ばれるのか正直不安でした。コントの実力者ぞろいですし。実際には3作のコントに出させてもらいました。絶対にミスれないというプレッシャーの中でしたが、全部がおもしろかったです」と収録を振り返った。

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