AKB48チーム8が7年かけ全国制覇 「これからも皆さんに会いに行きます」涙と笑顔の大団円

17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE チーム8 全国ツアー ~47の素敵なへ~ファイナル 神奈川公演「真っ青な空を見上げて」が23日、横浜・ぴあアリーナMMで開催された。

チーム8への復帰を果たした本田仁美が笑顔でパフォーマンス【写真:(C)AKB48】
チーム8への復帰を果たした本田仁美が笑顔でパフォーマンス【写真:(C)AKB48】

本田仁美の圧巻パフォーマンスに視線くぎづけ

 17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE チーム8 全国ツアー ~47の素敵なへ~ファイナル 神奈川公演「真っ青な空を見上げて」が23日、横浜・ぴあアリーナMMで開催された。

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 2014年12月23日から始まった47都道府県全てを回る全国ツアーで、20年4月にファイナルとなる横浜アリーナでの神奈川県公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。この日はぴあアリーナMMに場所を移し、1年越しに千秋楽公演が実現した。公演は御供茉白、鈴木優香以外のチーム8メンバー35人が参加。サプライズあり、涙あり、笑顔ありで全国制覇のゴールテープを切った。

 グループで随一の歌唱力を誇る小田えりなの地元である神奈川公演。本編の開演30分前から、ひと足早く小田がステージに登場。番組の企画から生まれ、小田自ら作詞を手がけた「愛のキャンプファイヤー」でソロステージが幕開け。小田は「皆さん楽しんでますかー!」と客席をあおりながら全5曲を熱唱し、会場のボルテージはMAXに。

 本編は、小栗有以が主演を務めた「マジムリ学園」の外伝からスタート。白熱の演技と激しいアクションを披露し、一気にチーム8の世界観にファンを誘った。小田が「泣きながら微笑んで」をソロでしっとり歌い上げると、ここで全メンバーが登場し「10年桜」を元気いっぱいにパフォーマンス。小田は「歌詞に思いを込めてみんなで歌いたいなと思ってこのセットリストを考えました。歌を聞きながら、『こういうことを伝えたいんだ』と感じてもらえたら」とファンに呼びかけた。

 ここで、チーム8栃木県代表で、18年から日韓合同グローバルガールズグループ「IZ*ONE」での活動に専念していた本田仁美が2年半ぶりにチーム8のメンバーとして登場するサプライズも。「IZ*ONE」としての活動を4月に終了後、初めて公の場に現れた本田はバックダンサーを従えながら「涙の表面張力」をソロで歌唱し、その圧巻のパフォーマンスで会場の視線をくぎづけにした。

 本田のソロ歌唱が終わると、ライブはユニットパートに突入。「最強ツインテ―ル」「孤独なランナー」などバラエティー豊かな楽曲を披露した後、再び白いワンピースに身を包んだ本田が登場。同じ黒のワンピース姿の小田と「思い出のほとんど」を夕焼け色のライトの中でデュエットした。

 間奏で本田は「皆さん、ただいまー! 帰ってきました!」とファンに復帰を報告。小田から「本当にうれしい」「これからも一緒に頑張っていこう!」と復帰を歓迎された本田は、歌唱しながら思わず涙。小田と2人で涙をぬぐいながら歌い切った。

 ライブの後半は、「恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~」「一生の間に何人と出逢えるのだろう」からスタート。2曲は撮影可能とアナウンスされ、ファンはメンバーの姿を記念にスマホに収めていた。その後はチーム8のオリジナル楽曲を10曲連続で披露。東日本メンバーによる「星空を君に」では栃木出身の本田も歌唱に参加し、会場を盛り上げた。ラストは「夢へのルート」でメンバー全員がステージ上に大集合。大団円で本編の幕が下りた。

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