「確定申告の活用を」 バー経営の“はぐれ税理士”が指摘する給付金政策の改善点

自身もゴールデン街でバーを経営、税の専門家として給付金には思うところも

 自身も新宿ゴールデン街でバーを経営、ドリンク代で現役税理士に相談ができるイベント「確定申告酒場」を定期的に開催する。給付金支給の“帳尻合わせ”から消費税増税の可能性もささやかれるなか、一連の政策についてはどう見ているのか。

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「この1年間、本業そっちのけで、お金がないという相談が本当に多かった。給付金のおかげで助かったという方も、顧客の中には大勢います。一方で、前年の確定申告のデータを活用して、もう少し個々の店舗の実態に合わせた支給の仕方はできないものかと。現状では、私のような小さな個人店でも月186万円も給付できてしまう。増税はあれだけばら撒けば仕方ないのかもしれませんが、不公平感のない仕組みができることを期待します」

 同書に登場する「代官」は高橋税理士に学び昔話の世界で税の仕組みを整えていくが……。そろそろ現実社会にも何かしらの“教訓”が欲しいところだ。

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