“ド直球”男子の恋は報われない? ヒロインたちの“恋愛事情”に思わず共感

どうしてヒロインは、いつも自分のそばにいて熱く真っすぐに思いをぶつける男子ではなく、何を考えているのかちょっと分からない“ゆるふわ”な男子に惹かれてしまうのだろう。

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」中沢涼太を演じる間宮祥太朗(左)とヒロイン・鈴木奈未を演じる上白石萌音【写真:ENCOUNT編集部】
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」中沢涼太を演じる間宮祥太朗(左)とヒロイン・鈴木奈未を演じる上白石萌音【写真:ENCOUNT編集部】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第6話で動き始めた恋の“五角関係”

 どうしてヒロインは、いつも自分のそばにいて熱く真っすぐに思いをぶつける男子ではなく、何を考えているのかちょっと分からない“ゆるふわ”な男子に惹かれてしまうのだろう。

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 ファッション雑誌編集部を舞台に、主人公・鈴木奈未(上白石萌音)が仕事と恋に懸命に立ち向かい成長していく姿を描いているTBS系ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(毎週火曜、午後10時)。16日放送の第6話では、奈未を取り巻く恋の“五角関係”が動き出した。

 運命的な出会いをした子犬系男子・宝来潤之介(玉森裕太)に恋をする奈未だが、潤之介のかつての恋人で幼なじみの蓮見理緒(倉科カナ)が登場し、複雑な思いを抱える。奈未の思いを知りながらもどうしても奈未が気になる編集部の先輩・中沢涼太(間宮祥太朗)、そしてそんな中沢に好意を寄せる編集アシスタントの和泉遥(久保田紗友)の視線を見ていると切ない気持ちになる。

 奈未は中沢を陰で「ドS先輩」とあだ名をつけているが、中沢は、仕事で大失敗をしてしまった奈未のフォローをしたり、会社に残って仕事をする奈未に差し入れを買ってきたり……いつも口調はクールだがやっていることは“激甘”だ。理緒を抱きしめる潤之介を目撃し、涙する奈未を放っておけない中沢は、潤之介に「もうちょっと(奈未を)気にかけてやったら? あんたがそんなんなら俺、遠慮しないから」と“宣戦布告”。そして、「俺、お前のこと好きだわ。俺ならお前のこと泣かせない」とついに奈未に思いを告げる。そんな中沢の姿に、視聴者たちも「男前過ぎる」「中沢さんに惚れてまうやろー」とSNSで大盛り上がりの様子だった。

次のページへ (2/2) ヒロインが好きなのは自分を“翻弄する”相手
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