東京女子流が語る過去のリーダー交代劇、コロナ禍の10周年…波乱の10年も変わらない絆

2012年に女性グループの日本武道館単独公演の史上最年少記録(当時)を樹立したダンス&ボーカルグループ「東京女子流」が、昨年活動10周年を迎えた。デビュー時は小中学生だったメンバーも20歳を過ぎた大人の女性へと成長し、ステージパフォーマンスも年々華やかさが増している。そんなアニバーサリーイヤーの締めくくりとして2月10日に今年最初のシングル「Hello, Goodbye」を発表した。11年目を迎えた東京女子流の今を4人に聞いた。

東京女子流(左から山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生)【写真:荒川祐史】
東京女子流(左から山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生)【写真:荒川祐史】

実りのある濃密な10周年でした

 2012年に女性グループの日本武道館単独公演の史上最年少記録(当時)を樹立したダンス&ボーカルグループ「東京女子流」が、昨年活動10周年を迎えた。デビュー時は小中学生だったメンバーも20歳を過ぎた大人の女性へと成長し、ステージパフォーマンスも年々華やかさが増している。そんなアニバーサリーイヤーの締めくくりとして2月10日に今年最初のシングル「Hello, Goodbye」を発表した。11年目を迎えた東京女子流の今を4人に聞いた。(取材・文=福嶋剛)

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――デビュー10周年おめでとうございます。思わずデビュー当時の皆さんを思い出しました。早朝取材だったのに笑いの絶えない現場で、とっても元気がありましたよね?

中江友梨「元気なのは今も全然変わらないですよ。1日中元気!」

――そっか(笑)でも10年ですよ。改めて振り返ってみていかがですか?

庄司芽生「いろんなことを乗り越えたり経験したり、とっても実りのある濃密な10年でした。でも10年ずっと女子流で過ごしているので、自分ではその変化が分からないこともあって。こうやって久しぶりにお会いする方に言われて、気付かされることも多いですね」

中江「やっぱり皆さんのおかげで続けて来られたんだなって思うことばかりで、いろんなものへの大切さ、尊さに気付けた10年でした。今も変わらずメンバーに会うと安心感があるし、初心に戻れるし。芯の部分はみんな変わっていないですね」

新井ひとみ「デビュー当時はひたすら前を向いて突っ走ってばかりだったんですけど、ある時期からすごく考えないと前に進めなくなって。いろんなことを経験して考えることの大切さに気付いた10年でした」

山邊未夢「デビュー当時は、10年も女子流を続けるなんて想像出来なかったんです。だから好きなことを長く続けられているのはすごく幸せなことだなって」

――みんなそれぞれ成長しているんだけれど、東京女子流らしさは、10年経っても一切ブレがない。だからデビューから応援している人も最近知った人でも同じ気持ちを共感出来ているんでしょうね。

中江「これまで発表してきたたくさんの曲の中に女子流の人生や思い出が1つひとつ詰まっていて、その曲を通してそれぞれの思い出を投影しながら一緒に進んでくださるファンの方が多いのですごくうれしいです」

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