中村蒼、テレ東ドラマ「神様のカルテ」で優秀な医師役を熱演「ぜひ見守ってあげて」

俳優の中村蒼がテレビ東京系のドラマ「神様のカルテ」(毎週月曜、午後8時)に出演することが分かった。中村にとってNHK連続テレビ小説「エール」出演後初となるドラマ出演となる。

中村蒼が「神様のカルテ」に出演
中村蒼が「神様のカルテ」に出演

番組プロデューサー「非常に良い空気感を作っていただきました」

 俳優の中村蒼がテレビ東京系のドラマ「神様のカルテ」(毎週月曜、午後8時)に出演することが分かった。中村にとってNHK連続テレビ小説「エール」出演後初となるドラマ出演となる。

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 シリーズ累計330万部を超える大ベストセラー小説を原作にした同ドラマは、2時間×4話の計8時間という大型スペシャルドラマとして、15日より4週連続で放送される。その中で、中村は福士蒼汰演じる主人公・栗原一止の同期で、大学時代から数少ない友人でもある優秀な血液内科医役を演じ、第2夜より登場する。

 信州にある「24時間・365日対応」の本庄病院は慢性的に医師不足。福士演じる医師・栗原は、たとえ眠れない日が続いても、常に患者とまっすぐに向き合い、日々の診療をこなしていた。その病院に赴任してくる、一止の大学時代の同級生で血液内科医の進藤辰也を、中村が演じる。学生時代は「医学部の良心」とも呼ばれ、医学部を首席で卒業するほど優秀な男で、一止の数少ない友人役となる。

 出演にあたり、中村は「僕が演じる進藤辰也が登場する2話はさまざまな愛が軸となっています。今作を観てどうしても忘れがちになってしまう自分の周りにあるささやかな愛に気がつく人がいてくれると幸いです。そして辰也と一止の間に“良心に恥じぬということだけが我々の確かな報酬である”という言葉が出てきます。何が正しくて何が間違っているかが問題ではなく自分にうそをつかずに生きられるかが大切なんだと僕はこの2人から教わりました。きれいごとだけでは済まされない医療の現場でもがき苦しみ自分なりの進むべき道を見つけようとする辰也をぜひ見守ってあげてください」と思いを語った。

 また番組プロデューサーは、「主人公・栗原一止の大学時代の同期で数少ない友人の一人、血液内科医の進藤辰也を演じていただきます。第2夜では、かつて『医学部の良心』とも呼ばれた進藤辰也が本庄病院に赴任してくるところから物語が始まり、『医師も人間である』『それぞれの愛の形』『患者を救うために、家族を犠牲にしてもいいのか?』という重層的なテーマを、もがき苦しみながらも希望を見つけようと進んでいく中村さん演じる辰也の姿を通して丁寧に描いていきます。ドラマのテーマを背負ってもらう辰也を誰に演じてもらうか? 好青年でありながら夫婦の関係で悩み、自分の哲学に自問自答している。そんな辰也を今回、優しさと意志の強さ、2つの魅力を併せ持つ中村蒼さんにオファーさせていただきました。決まった時は本当にうれしかったことを覚えています」とコメント。

 さらに「現場でも、福士蒼汰さんを始めとするキャストやスタッフとコミュニケーションを取り、非常に良い空気感を作っていただきました。特に第2夜では長野県松本市でのロケもあり、辰也と一止がそれぞれの想いをぶつける河原のシーンは非常に見応えのあるものとなっています。放送は少し先ですが、楽しみにお待ちいただければと思います。中村さん演じる進藤辰也を通して、皆さまにかすかな希望を、細やかなエールを送れればと思います。よろしくお願いします」と撮影の様子を明かしながらもアピールした。

次のページへ (2/2) 【写真】主人公・進藤辰也の数少ない友人役…中村蒼&福士蒼汰の2ショット
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