【ズバリ!近況】俳優・伊原剛志が明かす事務所独立のきっかけになった事業売却と3人の自慢の息子たち

3人の息子のうち2人が独立し「肩の荷が下りた」と語る【写真:山口比佐夫】
3人の息子のうち2人が独立し「肩の荷が下りた」と語る【写真:山口比佐夫】

事業売却で「何もしなくても死ぬまで暮らしていける」!!

「もっと自由に好きなことをやりたい」という思いが強くなったのは、経営していた会社を2年前に東証一部上場企業の「株式会社ホットランド」に売却したことがきっかけかな。会社は、役者の仕事をお金のためにやりたくない、お金はビジネスで稼ごうと、28歳のときにお好み焼き屋を始め、その後、フランチャイズ化していたんです。全部で17店舗経営していたんですけど、もう27、28年やったのでいいかな、と。幸い良い売却ができ、これからはたとえ何もしなくても死ぬまで暮らしていけるようになったので、「好きなことを自由にやりたい!」と思えたんです。

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 子どもたちが成長したことも、「もっと自由に」と思ったきっかけ。長男は27歳で会社員、24歳の次男は20年の春に建築事務所に就職しました。18歳の三男はまだ、米国デューク大学1年生でサッカーをやっていますけど、息子3人が全員米国留学していたときは、学費だけでかなりかかっていましたから、それに比べれば楽になったんです(笑)。息子たちには自由に生きてる“オヤジの背中”を見せて「生きることって楽しいんだな」って教えてあげたい。でも、三男も大学出たら起業しそうだし、息子は誰も役者にならなかった。子どもたちには「やりたいことをやれ」と言ってきたから、僕を見てて「役者は大変そう」と思ったのかな(笑)。

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