【ズバリ!近況】俳優・伊原剛志が明かす事務所独立のきっかけになった事業売却と3人の自慢の息子たち

NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」や「花子とアン」、大河ドラマ「新選組!」など多くのドラマや映画で活躍してきた俳優・伊原剛志さん(57)。ところが、2019年末に大手芸能事務所を突然、退社し独立。ニュースに驚いたファンも多かっただろう。伊原さんに何があったのか。東京・渋谷の某会社の会議室で伊原さんに詳しい話を聞いた。

19年末に事務所を退社し独立した伊原剛志さん【写真:山口比佐夫】
19年末に事務所を退社し独立した伊原剛志さん【写真:山口比佐夫】

ツイッターでの発言をバッシングされたが…

 NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」や「花子とアン」、大河ドラマ「新選組!」など多くのドラマや映画で活躍してきた俳優・伊原剛志さん(57)。ところが、2019年末に大手芸能事務所を突然、退社し独立。ニュースに驚いたファンも多かっただろう。伊原さんに何があったのか。東京・渋谷の某会社の会議室で伊原さんに詳しい話を聞いた。

 前の事務所には15年以上お世話になりましたけど、僕は小さい頃からずーっと自由を求めてきて、もっと自由になりたくなったんです。事務所という組織に所属していると、僕の言動で、組織や、所属するほかの役者さんらに迷惑をかけることもある。迷惑をかけたくはない。でも、自由に発言したいし、やりたいことをやりたい。それによる全責任は自分でもうとれるから。そういう思いが強くなって、19年の7~9月にブラジルのアクション映画「プリンセス・オブ・ヤクザ」の撮影でブラジルに行ったときにじっくり考えて、帰国後に事務所とよく話し合い、気持ちよく「がんばれよ」と送り出してもらいました。

 迷惑というのは、たとえば、独立した後の20年4月に僕がツイッターで「飲食店に営業自粛要請するなら補償をもっと手厚く」というような発信をしたら、ネットニュースで取り上げられてえらいバッシングされたでしょ。僕自身は気にならないですけど、事務所に所属していたら事務所全体の意見かと世間に誤解を与えて、事務所に迷惑をかけてしまう。僕は日本と海外をよく往復して米国とかの補償はもっと手厚いことを知っていたから、僕自身の意見として発信したかっただけなのに。

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