5人中4人が卒業のアプガ、10年目の分岐点 “卒業の経緯と今後の計画”を告白

2人は人生の半分以上をアイドルとして過ごした【写真:ENCOUNT編集部】
2人は人生の半分以上をアイドルとして過ごした【写真:ENCOUNT編集部】

「ハロプロエッグ」合格から16年間、芸能生活を送った2人が今後挑戦したいこと

――9年半前、グループに入った瞬間の自分に何か伝えられるとしたら、どんなことを言いたいですか。

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佐保「『顔パンパンだよ』って(笑)。でも『9年間続くよ』とは言いたいかも。1年くらい活動して、いなくなるだろうなとみんな思っていました。(仮)とか付いちゃっているんで(笑)」

――新井さんは過去に、「子どもに『お母さん、アイドルだったんだ!』と胸を張って言えるくらいのアイドルになりたい」とおっしゃっていましたが、そうなれた自信はありますか?

新井「なれていると思います! 今の人生の半分がアイドルなので、この経験は忘れられないと思います。『お母さん、アイドルしてたんだよ』とは言えるけど、富士山に登ったとか、陸の孤島でライブしたとか、詳しい活動を伝えたら、子どもに首かしげられそうですね(笑)」

――卒業後、挑戦したいことを教えてください。

佐保「見たことがないものを見たり、行ったことがない場所に行ってみたり、学んでいないことを学んだり、そういう意味での旅に出たいですね。旅と修行の間みたいな感じですかね(笑)」

新井「私もいろんなことを経験してみたいというのが1番ですね。自分が今思うように生活していきたいです」

――最後に、12月17日にZepp Tokyoで行われる5人体制最後となるライブ「アップアップガールズ(仮)FIVE SOUL FOREVER」に向けて、意気込みをお願いします。

佐保「今までアプガで、数え切れないくらいライブをして、楽しかったことも悔しいことも、人生の大半の感情はライブ中に起こっているくらい、アプガのライブは自分らしくいられる時間だと思っています。そういった場所を離れるのは、寂しい気持ちもあるのですが、『アプガを応援していてよかった!』と思ってもらえるように、みんなに感謝の気持ちと笑顔を届けて、楽しい思い出を作りたいです」

新井「先日の野音ライブ(日比谷野外大音楽堂)もそうなんですが、今回のZepp Tokyoもご褒美レベルにうれしい舞台なので、とにかく思いっきり楽しみたいです。今までのアプガの集大成、新しいアプガのスタート、全部の姿を皆さんの心に焼き付けてもらえたらうれしいです」

――先日、15年に解散した「アイドリング!!!」がテレビ番組で再会を果たしましたが、おばあちゃんになってからでも「1日だけの復帰」みたいなことはありますか。

佐保「面白そうですね。その時まで『アップアップガールズ』が活動していてくれたら、可能性も広がると思うで、それまで皆さんに応援していてほしいです(笑)」

新井「私たちが帰る場所を残していてほしいと思います」

□アップアップガールズ(仮)
「ハロプロエッグ」出身の古川小夏、森咲樹、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳の5人からなるアイドルグループ。2011年4月に結成され、翌年4月にCDデビュー。16年にはインディーズアイドル初の日本武道館公演を開催した。富士山の山頂や陸の孤島でのライブ、自衛隊教練体験ライブ、81曲フルコーラスで披露する全曲ライブなど、いつ何時、どんな場所でも、熱いライブを繰り広げるLIVEアスリート集団。今年11月10日に5人体制最後のアルバム「6thアルバム(仮)」をリリースし、12月17日にZepp Tokyoで行われる「アップアップガールズ(仮)FIVE SOUL FOREVER」が5人で最後の単独ライブとなる。

次のページへ (3/3) 【写真】新井愛瞳と佐保明梨の全身ショット
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