羽生結弦が“昔の自分”と共演 「気持ちの中にずっと幼い頃の自分がいる」新CMに心境

「こゆづ」マドラー衣装デザインを選んだ
「こゆづ」マドラー衣装デザインを選んだ

8歳から10歳の頃は「試合に出れば絶対に勝てると思ってました」

「こゆづ」マドラー衣装デザインについて、選定した羽生選手が衣装への思い出や当時のことなどを語った。

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――(スタッフ)衣装デザイン候補を数パターン用意しました。
「これが良いかな!」

――理由を教えてください。
「僕が初めて、全日本クラスの試合に出場して優勝した時の衣装です。僕が一番、自信に満ちあふれていた時です(笑)。今以上に自信がありました。自分にとっては、この頃の自分が心の中にいて、“頑張れよ”って言っている気がします。だから、これかな」

――少し懐かしそうに衣装デザインを見つめていますね。ちなみに、当時何歳だったのでしょうか。
「この衣装は、8歳から10歳の時です。この頃は一番練習が嫌いでした(笑)。ただ自信はありました。試合に出れば絶対に勝てると思ってました」

――最後に、衣装へのこだわりは?
「やっぱり曲に合っていないといけないですし、物語も自分の中で は作るんですけど、(自分が作った物語の世界観をデザイナーに)押し付けることはしないです。曲とテーマに沿ったものであることに気をつけています。なので、デザインに関しては(そこまで細かくなく)ざっくりと見ますけど、最終的に自分で着て動けるかどうかに関しては、やはり競技者として一番(デザイナーへ)自分の意見が出ますね」

 さらに、キャンペーンに合わせて羽生選手が「ホットガーナづくり」に挑戦した。羽生選手自らが“SNS映え”を狙った撮影にもチャレンジした。

――(スタッフ)それでは、ファンの方々へプレゼントするコンセプトで、お作りいただけたらと思います。
「……(緊張した様子で、袖をまくりながら、コクリと頷く)」

――今マシュマロをホットガーナの上に乗せていますが、よく飲み物とかにトッピングしますか?
「しないですね。面倒くさがりやなので(笑)。だから、ホットガーナは、チンするだけなので、そのラクチンさは良いですよね。でも、このような特別な時は本気でやります!」

――(8割ほど盛り付けが終わり)チョコレートソースとクッキーを乗せる前に、ちゃんと構成を見直すんですね。
「ちゃんと(構成を)練ってからのほうが良いですよね。うわ、激ムズだ!大丈夫かな……」
(その後も、しばし無言で真剣に仕上げに取り組む羽生選手)
「本当に!?本当に大丈夫!?」

――バッチリですよ。
「……(少し足りなかったのか、アクセントに砕いたくるみを黙々と乗せる羽生選手)」

――いかがでしょうか?
「ハイ!完成しました!」

――ちなみに今回作った「愛が爆盛りホットガーナ」の技術点と構成点は、何点でしょうか。
「TES(技術点)65点、PCS(演技構成点)は、ちょっと盛ったから73点くらい。138点!ちなみに私の歴代最高記録は、220点。だから、相当低い!(笑)」

――最後に撮影スタッフ一同からも、羽生選手へ作った「愛が爆盛りホットガーナ」をプレゼントさせていただきます!
「ありがとうございます!いただきます」
(一口飲んだ際に、鼻に生クリームがついてしまった羽生選手)
「これ、24歳的にどうなんだろ?セーフ?(笑)」

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