伊藤万理華、幼少期の“住所巡礼”で涙「過去の自分を回収する旅になった」
俳優の伊藤万理華が19日、都内で行われた映画『君は映画』の初日舞台あいさつに、井之脇海、藤谷理子、金丸慎太郎、上田誠監督とともに登壇。全国公開を迎えた喜びや「映画になったらいいなと思う出来事」を語った。

上田誠監督は即反応「タイトルは『大阪サルベージ』」
俳優の伊藤万理華が19日、都内で行われた映画『君は映画』の初日舞台あいさつに、井之脇海、藤谷理子、金丸慎太郎、上田誠監督とともに登壇。全国公開を迎えた喜びや「映画になったらいいなと思う出来事」を語った。
本作は、『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』などの脚本で知られるヨーロッパ企画代表・上田氏が初監督を務めたオリジナル長編映画。劇作家のマドカ(伊藤)とバンドマンのカズマ(井之脇)を中心に、多様な文化が集まる下北沢を舞台にした青春ギミックコメディーとなっている。
公開初日を迎えたこの日、伊藤は「本日初日を迎えることができ、皆さんの上映後の表情や拍手を浴びることができてすごくホッとしています」と笑顔を見せた。
また、上田監督の初長編監督作となる本作について、「ちょうど『リプリー、あいにくの宇宙ね』で初めてガッツリとヨーロッパ企画さんと舞台でご一緒していた時で、その流れで脚本を読みました」と回想。
続けて、「文字だけでも面白かったですし、台本が上がった時に建物の構造などルール説明が書いてあって、初めて台本にルールが書かれていました。頭を使わなくてはいけないし難しいかなと思ったんですが、読んだ時の印象をスクリーンで表現できるか不安だったものの、無事に楽しく、割とスムーズに撮れた気がします」と振り返った。
さらに、作品のテーマにちなみ「この瞬間が映画になったらいいなと思う出来事」を聞かれると、「地元が大阪なんですけど、ふと10歳まで住んでいた頃の住所が頭に浮かんで、その場所に行ってみようと思ったんです」と切り出した。
伊藤は「何か目的があったわけではなくて、昔住んでいたマンションに行ったんです。その時に何かが起きたわけではないんですが、過去の自分を回収する旅になって、泣けてきてしまって」としみじみ。「自分がここにいたんだと感じた、その瞬間が映画になったらすてきなんだろうなと思いました」と語った。
このエピソードを受け、上田監督は「タイトルは『大阪サルベージ』」と即興で命名。会場は大きな笑いに包まれた。
なお、この日の初日舞台あいさつは、本作でも刑事コンビとして出演したザ・ギースの高佐一慈、尾関高文が司会を務めた。
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