松山ケンイチ、撮影現場に手作りケーキ差し入れ “大人気”で監督は食べられず「売り切れてよかった」
俳優の松山ケンイチが29日、都内で行われた映画『ナギダイアリー』(9月25日公開、深田晃司監督)のジャパンプレミアイベントに、松たか子、石橋静河、深田監督と共に登壇。撮影期間中、手作りのホールケーキを現場へ差し入れていたことを明かした。

子役2人と一軒家で共同生活「親子の距離感みたいなものを作った」
俳優の松山ケンイチが29日、都内で行われた映画『ナギダイアリー』(9月25日公開、深田晃司監督)のジャパンプレミアイベントに、松たか子、石橋静河、深田監督と共に登壇。撮影期間中、手作りのホールケーキを現場へ差し入れていたことを明かした。
日本を代表する敏腕社長が“日本のエビアン”北海道東川町を推す理由「いるだけで健康に」
本作は、劇作家・平田オリザ氏の代表作『東京ノート』から着想を得た深田監督が、9年をかけて完成させた人間ドラマ。岡山県奈義町をモデルにした自然豊かな架空の町「ナギ」を舞台に、喪失を抱えながら創作を続けるセクシュアルマイノリティーの彫刻家・寄子(松)と、寄子の弟の元妻で建築家の友梨(石橋)が再会し、ともに過ごす数日間を描く。松山は、寄子の幼なじみで若くして妻を亡くした好浩を演じた。
第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、公式上映では約7分間のスタンディングオベーションを受けた。日本公開を前に、フランスや台湾など15を超える国と地域での公開も決まっている。
同映画が国内で上映されるのは、この日が初めて。主演の松は「カンヌでの上映を経て、やっと日本で皆さんにご披露させていただく日を迎えることができました。とても興奮しております」と声を弾ませた。
続けて、撮影地である奈義町での生活について「私と静河ちゃんはお隣同士で、ロッジに滞在していました。お互い多く作ったご飯をあげたり、もらったりみたいな暮らしをしていましたね」と回想した。
自然豊かな環境だけに、虫との遭遇も多かったという。虫が苦手な松は「カメムシがどこからともなく落ちてきまして、髪を乾かそうと思ったら、ここから」と頭上を指し、「松山さんから『僕たちはお邪魔しているんだ』と言われて、反省しました」と苦笑した。
一方、松山は「今回はわがままを言って、『Wi-Fiが使えるところがいい』と言っていたんです。そしたら、すっごい豪華な一軒家だったんです」と告白。「カメムシは1匹も見なかった。本当にすみません……」と恐縮すると、松は「ずるかった……。Wi-Fiもね」とうらやましそうに反応した。
広い一軒家を生かし、松山は好浩の息子・春樹役の川口和空と、春樹の親友・圭太役の藤原聖を招いて共同生活を送ったという。「せっかく大きいんだったら、川口くんと藤原くんを呼ぼうと思って、子どもたちと3人暮らしをしていました」と振り返った。
続けて「川口くんの役と僕が親子なので、一緒にご飯を作ってみたり、親子の距離感みたいなものを一軒家の中で作ったり。だべったり、ケーキを作ったりしていました」と、役作りを兼ねた生活だったことを明かした。
石橋によると、松山が作ったのは「5、6個ものホールケーキ」。松山は「朝からずっと作って、差し入れしていましたね」と笑顔を見せた。
深田監督は「気づいたらなくなっていて、食べられなかった」と残念そうに告白。これに松山は「売り切れてよかったです!」と満足げに返し、会場の笑いを誘った。
イベントには、松へ彫刻指導を行った彫刻家の吉田愛美氏もサプライズで登場した。
あなたの“気になる”を教えてください