【UFC】鶴屋怜、愛車納車直後に“鍵泥棒”被害 垣間見えた素顔「格闘技以外はもう抜けてる」<インタビュー第2弾>

UFCファイターの鶴屋怜(24=THE BLACKBELT JAPAN)は次戦のケビン・ボルハス(ペルー)戦でUFC4戦目を迎える。ENCOUNTの単独インタビュー後編では、世界最高峰の舞台に挑戦してからの食生活の変化や戦いから離れたプライベートについて明かした。

インタビューに応じた鶴屋怜【写真:増田美咲】
インタビューに応じた鶴屋怜【写真:増田美咲】

UFC上海 鶴屋怜単独インタビュー~第2回~

 UFCファイターの鶴屋怜(24=THE BLACKBELT JAPAN)は次戦のケビン・ボルハス(ペルー)戦でUFC4戦目を迎える。ENCOUNTの単独インタビュー後編では、世界最高峰の舞台に挑戦してからの食生活の変化や戦いから離れたプライベートについて明かした。(取材・文=島田将斗)

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 限られた者しか挑戦できないオクタゴンの中で最高のパフォーマンスを発揮するため、自身の肉体への投資を一切惜しまない。ファイトキャンプ中には月50万円ほどの費用をコンディション作りに充てるという。

「最後の3週間前になると、週3回はマッサージに行きます。そうしないと練習の披露から首とか体がきつくて動けない。結局は自分が商品みたいなものだから、いくら自分に貢ぐかですよね。勝ってボーナスを稼げば入ってくると思っているので、思い切り使います」

 食事へのこだわりも徹底している。「脂質の少ない肉を食べたり、“いいもの”を入れる意識をしています」と明かし、体の変化も明かした。

「減量末期はただでさえ食べられるものが限られる。チートデイだからって揚げ物なんて食べたら、いまは気持ち悪くて吐きそうになるんです。食べるものによって減量時の動きも全然変わってきますから」

 そんなストイックな顔を見せる一方で、格闘技から離れるとごくごく普通の若者だ。趣味は「車を見ること」。地元・柏を通る幅の広い国道16号を運転しながら、後輩たちと「あのかっこいい車、乗りてえな」と語り合うのが最高のリフレッシュ法だという。

「一番最初はカスタムしたジムニーに乗っていて、その次は黄色のハマーでした。でもハマーは自分と同い年くらいで、めちゃくちゃ壊れるんです。だから次は壊れない日本車の四駆にしようと思って、三菱の新型トライトンを買いました」

 費用は約500万円。鮮やかなオレンジ色に惹かれたといい「性能もめちゃくちゃいいし、ピックアップトラックなのにガタガタしない。いい買い物をしました」とご満悦だったが、インタビュー当日、なぜか鶴屋は代車で現場に現れていた。

 理由を尋ねると、購入したばかりの新車をめぐる信じられない大失態を告白した。

「家の玄関の鍵穴に鍵を挿したまま出かけてしまったんです。そうしたら中に入られて車の鍵だけ盗まれたっぽくて……」

 トライトンは盗まれていない。車の鍵だけがピンポイントで消えたというのだ。「車の中にはAirTag(紛失防止トラッカー)を入れているから、どこへ行かれても追いかけられるんですけど、鍵だけ抜いて盗むって……。昨日からずっと鍵屋に電話していて、できなければディーラーに持っていくしかない。めっちゃ面倒くさいです」と、とんだ災難に頭を抱えた。

「俺も本当にバカっすね。やっちゃったなーって。まあまあ、仕方ないっすね」と苦笑い。「格闘技以外はもう抜けてるんで」と最後は自虐した。

 オクタゴンの中では隙を見せない天才だが、その強さの裏には、どこか抜けていて心配になってしまう一面もある。強いだけではない人間味もまた、今後さらに多くのファンを惹きつけていくことだろう。

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