空の上、ラブホ…実はあった盗撮“無法地帯”解消へ それでも要警戒スポットとは? 弁護士が解説
性犯罪への対策強化が進められる中で、盗撮行為を直接取り締まるための「撮影罪」が新たに創設された。実はこれまで、盗撮行為の処罰は都道府県ごとの迷惑防止条例などを適用してきたが、航空機・新幹線内での撮影はどの地点にいたのか特定が困難な場合は罪に問えなかったり、ラブホテル内の被害は対象として規定されていない地域では取り締まりが難しくなるケースもあった。更衣室という意外な盲点も。そんな“無法地帯”を解消するために、全国共通で一律に取り締まることが可能になった。一方で、盗撮犯はどんな場所に狙いを付けているのか。傾向や危険スポットを知っておくことも防犯のポイントになるだろう。盗撮事件に詳しいレイ法律事務所の河西邦剛弁護士に解説してもらった。