38歳・松山ケンイチ、「すでに遺書も書いている」 10年前から始めた終活「困るのは周りの人」
どのように生き、そして最期を迎えたいのか。大切な人と話をしたことがありますか――。俳優の松山ケンイチが10年前に出会った原作を、名手・前田哲監督とともに映画化した『ロストケア』が24日に公開された。企画から携わった松山は「描いたことは誰もが自分事になること。日本の社会には、介護だけではなく、たくさんの穴があり、僕も落ちる可能性がある」とし、「自分や大事な人の死について向き合って」と呼びかける。5日に38歳になったばかりだが、家族が困らないよう始めた終活では、すでに遺書も書いていると語った。