松山ケンイチ、妻・小雪から「誕生日おめでとうの連絡が来ていません」とぼやき

俳優の松山ケンイチが6日、映画『ロストケア』(3月24日公開)Special Screeningイベントに登場した。当日は共演者の長澤まさみ、鈴鹿央士、主題歌担当の森山直太朗、前田哲監督も登壇し、同作をアピールしていた。

映画『ロストケア』Special Screeningイベントに登壇した松山ケンイチ【写真:ENCOUNT編集部】
映画『ロストケア』Special Screeningイベントに登壇した松山ケンイチ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ロストケア』をPR、3月5日に38歳誕生日

 俳優の松山ケンイチが6日、映画『ロストケア』(3月24日公開)Special Screeningイベントに登場した。当日は共演者の長澤まさみ、鈴鹿央士、主題歌担当の森山直太朗、前田哲監督も登壇し、同作をアピールしていた。

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 イベントでは森山が主題歌『さもありなん』の歌唱パフォーマンスを披露。松山は「森山さんの歌を聞いて、僕の言葉、ボキャブラリーを全部合わせても突き抜けた感動がありました。孤独に対しての近くの人が見せる優しさだったり、自分が持っている暗さや悲しみだったり、それを数秒ごとに感じさせてくれる演奏だと思いました。ありがとうございます」と語り、森山に向けて頭を下げた。

 MCから「この作品でどんなことをお伝えしたいと思っていますか?」という質問が上がると、松山は「単純なことなんですけど、いつかは皆さんも僕自身も死んでいく。その前に体が動かなくなったり、自分の親がそういう状態になるかもしれない。介護と向き合わざるを得ない時間が必ず出てくると思います。映画では“穴に落ちた”という表現をしてますが、孤独にさせないということが大事だと思います」と熱弁をふるった。

 イベントでは、前日(5日)に38歳の誕生日を迎えた松山にスタッフからバースデーケーキがプレゼントされた。松山は「本当にうれしいです。去年もそうだったんですけど、まだ家族から『誕生日おめでとう』の連絡が来ていません。去年は3月6日に来たんです。記録を更新しそうです。楽しみです」と苦笑いを浮かべていた。

 同作は葉真中顕のデビュー小説の映画化。42人殺人事件を担当する検事・大友秀美(長澤)は訪問介護センターに勤めていた殺人犯・斯波宗典(松山)と対峙する。斯波は犯行を認めるものの“殺人”ではなく、それは“救い”だと主張する。

次のページへ (2/2) 【写真】映画『ロストケア』イベントの様子
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