長澤まさみ、映画『ロストケア』で「介護を知るきっかけになればいいなと思います」

俳優の長澤まさみが6日、映画『ロストケア』(3月24日公開)Special Screeningイベントに登場した。当日は共演者の松山ケンイチ、鈴鹿央士、主題歌担当の森山直太朗、前田哲監督も登壇し、同作をアピールしていた。

映画『ロストケア』Special Screeningイベントに登壇した長澤まさみ【写真:ENCOUNT編集部】
映画『ロストケア』Special Screeningイベントに登壇した長澤まさみ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ロストケア』をPR「登場人物に一人一人共感できるところがある作品」

 俳優の長澤まさみが6日、映画『ロストケア』(3月24日公開)Special Screeningイベントに登場した。当日は共演者の松山ケンイチ、鈴鹿央士、主題歌担当の森山直太朗、前田哲監督も登壇し、同作をアピールしていた。

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 イベントでは、森山が同作主題歌『さもありなん』の歌唱パフォーマンスを披露。長澤は「映画が終わった後の余韻があっての森山さんのパフォーマンスでしたが、映画がまだ終わっていないと思わされました。『さもありなん』という言葉が印象的で自分の中で残って、聞けてよかったなと思います。同じ映画を作る仲間として、うれしく思いました。ありがとうございました」と森山に謝辞を述べた。

 MCから「この作品でどんなことをお伝えしたいと思っていますか?」という質問が上がると、長澤は「将来のことについて早ければ早いほど、準備って自分で考え直すこともできるし、違う方法を探ることもできると思うので、介護は身近なものではないかもしれないけど、どんなものだろうと知るきっかけにこの映画がなればいいなと思います。登場人物に一人一人共感できるところがある作品になっていると思うので、そう見ていただければうれしいなと思っています」と答えた。

 また、前田監督は「大友と斯波のやりとり、一つ一つの言葉に僕の中では込められているので、それを生きた言葉として、魂を込めて芝居を超えた芝居で演じてくれた。いろんな人に話すときに、そこを伝えてほしいです」と呼びかけた。

 同作は葉真中顕のデビュー小説の映画化。42人殺人事件を担当する検事・大友秀美(長澤)は訪問介護センターに勤めていた殺人犯・斯波宗典(松山)と対峙する。斯波は犯行を認めるものの“殺人”ではなく、それは“救い”だと主張する。

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