「半沢直樹」でドラマ初出演後、朝ドラ「エール」に登場 注目俳優・持田将史が心境語る

ダンスパフォーマンス・グループ「s**t kingz(シットキングス)」として世界を舞台に活躍するshojiが、本名の「持田将史」で俳優として活躍を続けている。

朝ドラ「エール」出演も話題となった持田将史
朝ドラ「エール」出演も話題となった持田将史

実は「s**t kingz」のリーダー・Shoji

 ダンスパフォーマンス・グループ「s**t kingz(シットキングス)」として世界を舞台に活躍するshojiが、本名の「持田将史」で俳優として活躍を続けている。

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 持田は堺雅人主演のTBS系ドラマ「半沢直樹」で役者デビュー。半沢直樹の部下役で、黒縁メガネがトレードマークだった。

 ここで注目を浴びると、その後、NHKの朝ドラ「エール」(午前8時)に初登場。10月16日放送の第90回では、北村有起哉演じる劇作家の池田二郎と、持田扮するラジオ局のプロデューサー・初田功との、「NHKですよ。ウソはつきません」「ああ……、NHKだもんね」というシーンが放送後、話題となった。

 そんな俳優・持田将史とはどんな人物なのか。以下、一問一答が届いた。

――今回、朝ドラ「エール」への出演がきまり、どのように挑まれましたか?

「お芝居のレッスンを受けながら、過去の資料を調べたり、当時のラジオを聞いたり、少しでも戦後の世界を自分の中に感じられるようにと思って生活していました。また、ダンススタジオを薄暗くして、初田として独り言を言いながらウロウロしたりしてました。誰にも見られていないといいんですが……(笑)独特なしゃべり方も、スタジオの中で出来上がりました」

――北村有起哉さん・板垣瑞生さんと共演されていかがでしたか?

「お2人のことはテレビや映画でよく拝見していたので、お会いした時は少し緊張しました。しかし、撮影が始まったらなんだか初めてお会いしたような気がせず、お2人が作り出す流れに身を任せていた感じでした。僕もあのお2人のような役者になるぞ!と強く思いました」

――朝ドラに初出演するお気持ちをお聞かせください。

「撮影現場からは、朝から元気を届けるぞ!という熱い思いを感じました。僕が出演する直前のシーンまでは戦争の苦しい時代、そして僕が出演させていただくシーンをきっかけに、前に進もうと葛藤が始まる時代に移り変わっていきます。そういう変化を丁寧に描こうとするスタッフの皆さんの熱量に感動しながら出演させて頂きました」

――「半沢直樹」「エール」と、続けてドラマに出演されましたが心境の変化はありましたか?

「色んな役柄、作品にチャレンジしたいという思いが強くなりました! 少しでも多くの経験を積めるように、努力していきたいと思います」

――今後役者・持田将史としてどんなチャレンジをしていきたいですか?

「先日とある役者さんに、『半沢』と『朝ドラ』に出たらもうゴール、と言われました。確かに、こんなに素晴らしい作品に出演させて頂くチャンスを頂き、本当に幸せだなと感じています。しかしその言葉によって改めて、自分の目標は『何に出たか』ではなく、『人の心に響くお芝居ができるようになる事』だなと再認識させてもらいました。まだまだ始まったばかりの役者の道ですが、これから沢山経験を積んで、しっかりと成長して皆さんに楽しんで頂けるように頑張りたいと思います!」

 もちろん、「s**t kingz」としての活動も継続。11月21日には、『「NAMA!HO!SHOW!!」を一緒に観ま Show!』を LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催を予定している。

次のページへ (2/2) 【画像】ドラマ「エール」場面カット
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