高橋一生、監督の“ダメ元オファー”で主演決定「最終的には楽しくなるからやろ!って」
俳優の高橋一生が2日、都内で行われた映画『ラプソディ・ラプソディ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、呉城久美、芹澤興人、利重剛監督と共に登壇。主演の高橋が、思いもよらぬ結婚をきっかけに始まる“結婚狂詩曲(マリッジ・ラプソディ)”を描いた本作への思いや、撮影の舞台裏を語った。

35歳で経験した「これ死んじゃうかも」から変化
俳優の高橋一生が2日、都内で行われた映画『ラプソディ・ラプソディ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、呉城久美、芹澤興人、利重剛監督と共に登壇。主演の高橋が、思いもよらぬ結婚をきっかけに始まる“結婚狂詩曲(マリッジ・ラプソディ)”を描いた本作への思いや、撮影の舞台裏を語った。
本作は、『さよならドビュッシー』以来13年ぶりに利重監督が長編映画の監督・脚本を手がけたハートフルストーリー。絶対に怒らない男・夏野幹夫(高橋)と、破天荒な女性・繁子(呉城)という対照的な2人が、身に覚えのない結婚をきっかけに出会い、次第に関係を深めていく姿を描く。横浜の街並みを舞台に、ユーモアと温かさに満ちた人間模様が映し出される。
舞台あいさつの冒頭、高橋は「監督がお客さんを見て、小さく『うれしい』と言っていて、僕もうれしいってなりました」とにっこり。13年ぶりの長編監督作が初日を迎えた心境を問われた利重監督は、「普段あまり緊張することはないんですが、ちょっと緊張して、興奮しております」と吐露し、「大切に育てた子どもが社会に出る感じ。社会に出てしまったら祈るしかない。いい出会いがあればいいなという思いでいっぱいですが、皆さんニコニコしてくれているので、ちょっとほっとしています」と胸の内を明かした。
そんな監督の姿について話を振られた高橋は「僕になぜ声かけてくださったんだろうって思いました」とオファー時を回顧。「『この役できるか分からないです……』と言っていたら、『最終的には楽しくなるからやろ!』って言われて、『はい』って」と振り返った。利重監督も「思いついちゃったら頭の中がそれでいっぱいになって、ダメ元で声かけたら引き受けてくれた」と明かしていた。
「人生が変わった経験」をテーマにしたトークでは、利重監督と芹澤がそろって「子どもが生まれた時」と答えていた。芹澤は、誕生時に利重監督に報告した際は「よかったね、芝居うまくなるよ」と言われたそう。これを受け、高橋も「男性陣2人が子どもができたらっていうなら、じゃあ僕もって思う。芝居うまくなりたいって思いました」と切り出し、「できたらね、とんでもないお芝居がもっとできるようになるかもしれない。楽しみにしていたいですね」と声を弾ませた。
続けて「がらっと変わったっていうと、35歳の時かな、人に言えないくらい『これ死んじゃうかも』ってことを山で経験したことがあった」と告白。その出来事を境に「死ぬってことを意識し始めた。あ、人っていつでも死ぬなと思って。あの山の経験は忘れない」としみじみ。「長くなるし、怖い話なので、もう絶対に言わないですけど、今考えてもぞっとするってことが起きてた。秘密にしておきます」と含みを持たせ、会場の関心を集めていた。
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