柳沢慎吾、『セーラー服と機関銃』秘話など30分ノンストップでトーク「俺、売れっ子だったので天狗に」
俳優の柳沢慎吾が30日、東京・角川シネマ有楽町で行われた『セーラー服と機関銃 4Kデジタル修復版』先行上映会【緊急舞台あいさつ】に登壇。映画初出演作となった名作への思い出や、主演・薬師丸ひろ子とのエピソード、撮影秘話などをたっぷり語り、会場を盛り上げた。

薬師丸ひろ子を絶賛「女優の域を超えてますよ」
俳優の柳沢慎吾が30日、東京・角川シネマ有楽町で行われた『セーラー服と機関銃 4Kデジタル修復版』先行上映会【緊急舞台あいさつ】に登壇。映画初出演作となった名作への思い出や、主演・薬師丸ひろ子とのエピソード、撮影秘話などをたっぷり語り、会場を盛り上げた。
同イベントは、5月1日より開幕する「角川映画祭」に先駆けて開催されたもの。角川映画50年の歩みを振り返る内容で、『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『Wの悲劇』『失楽園』など珠玉の40作品を上映。うち10作品は4K版初披露となる。
1981年公開の『セーラー服と機関銃』は、相米慎二監督がメガホンを取り、薬師丸ひろ子が主演を務めた角川映画の代表作。女子高生・星泉がひょんなことから組長を継ぎ、騒動に巻き込まれていく姿を描いた青春アクションとして、今なお高い人気を誇っている。
柳沢は本作で、薬師丸演じる星泉の同級生役として出演。公開当時に行われたイベントを再現し、「すごい人気でした。でも、ヒロコちゃんが東京のイベントで『慎吾さんのファンがいる』と言って来てくれましたね。握手して、サインとか写真撮ったら泣いちゃって。懐かしいあの時代! 戻りたい! 俺、鮮明に覚えてますもん」と振り返った。
当時19歳で映画初出演を果たした柳沢は、「薬師丸さんが17歳で、僕が19歳。あの頃、フジテレビの『翔んだカップル』や『翔んだライバル』というドラマがありまして、『翔んだライバル』で主演をやらせてもらった時に映画の話をいただきました」と回想。
続けて「そっちをやりながら映画を撮っていたんです。あの頃は売れっ子だったので、天狗になっちゃって」と自虐まじりに語り、会場の笑いを誘った。
さらに、相米監督との撮影秘話も披露。「53回目の時に、ちょっと興奮気味で『監督! どこが悪いんですか! 言ってくださいよ!』って言ったんです」と明かし、「何回も何回もテストして、テストでも何十回もやりましたね」と当時の厳しい演出を振り返った。
また、暴走族のシーンについては「リハーサルの打ち合わせが深夜3時。夜中だからみんな寝てるのに、いきなり起こしちゃって。制作陣は警察に行って始末書を書いてましたよ」と笑いながら語った。
薬師丸とは2年前に同じドラマで共演したというが、「会うことがなかったので、スタッフと食事をしていたら『代わってくれ』とお電話で」と説明。ところが「プープーって切れて。それで終わり。電話もなかった」とオチをつけ、会場を笑わせた。
さらに、薬師丸がクライマックスで機関銃を撃つ名シーンにも言及。「グラスが飛び散って『快感』と言って、頬を切っちゃったんです。でも芝居を止めず、そのまま続けたんだって。あれは1回勝負だったので、スタッフに聞いたら『すごいですよ』と。そのまま演じた薬師丸ひろ子ちゃんはプロ。女優の域を超えてますよ」と絶賛した。
一方で「俺だったらどうするよ。スタッフー! 中止、中止!」と柳沢らしいオチもつけ、最後まで会場の笑いを誘った。
最後は柳沢らしい軽快なトークがさく裂。『セーラー服と機関銃』を題材にした“ワンマンステージ”を繰り広げ、怒とうの30分間ノンストップで観客を楽しませた。
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