市販の冷凍ポテトで「舌がピリピリ」 しびれや下痢の症状も…原因は? 農水省も注意喚起

市販品として出回る冷凍のじゃがいもを使い、家族のために手づくりしたポテトサラダを味見したら舌がピリピリと……。1児の母がXに投稿したポストが拡散、物議を醸している。いったい何があったのか。投稿者に話を聞いた。

市販の冷凍ポテトで体に異変が…(写真はイメージ)【写真:写真AC】
市販の冷凍ポテトで体に異変が…(写真はイメージ)【写真:写真AC】

再度の味見でも「えぐみとしびれ」が

 市販品として出回る冷凍のじゃがいもを使い、家族のために手づくりしたポテトサラダを味見したら舌がピリピリと……。1児の母がXに投稿したポストが拡散、物議を醸している。いったい何があったのか。投稿者に話を聞いた。

「夫が喜ぶかとおもい、ポテトサラダを大量に量産したけど、味見をしたら舌がピリピリ、、ソ、ソラニンだ~~~~!! かなし~~~!!! 脱力してなんもできなかった、、、」

 今月15日、SNS上に投稿された体験談。投稿者が市販品として出回る冷凍のじゃがいもを使い、ポテトサラダを調理したところ、賞味期限内であったにもかかわらず、舌先に違和感を覚えたという。

「これぜんぶ廃棄、、、エーンエーン」という嘆きの投稿に、ネット上では「食べちゃダメなやつ?」「即捨てで正解です」「命を大事に!」など、多くの反響が寄せられている。

 投稿者の女性は、「夫が仕事で疲れていたので『好物のポテトサラダをたくさん作ったら元気が出るかもしれない』と思い、市販品の冷凍のじゃがいもに、マカロニや野菜を混ぜて、ポテトサラダを作りました。味見をすると、舌のしびれと眠気、下痢などの症状が襲ってきて、心あたりのある食べものは他になかったです。念のため、2時間後に再び味見をするとえぐみとしびれを感じたので、泣く泣く廃棄しました」と経緯を説明。投稿者は、体に異変が起きた原因はじゃがいもに含まれる有毒成分「ソラニン」だとみている。

 農林水産省の公式サイトに掲載されている「じゃがいもによる食中毒を予防するために」によると、ソラニンは「天然毒素の一種」で「じゃがいもの芽や緑色になった部分」に多く含まれる。ソラニンが含まれたじゃがいもを食べると「吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状」が出る可能性もあるため「芽が出ていたり、皮に緑色の部分があるじゃがいも」は、購入を控えるよう注意喚起している。

 今回の投稿では原因の特定までは至っていないが、反響の中には「某有名スーパーのブランドの冷凍ポテトも緑のやつが入ってたから捨てました」「苦味や違和感があるなら無理に食べず廃棄が安全」と、もとより警戒する消費者の声も多く上がった。

 今後の対応について、「販売元に問い合わせするなど必要な対応を取りたいと考えています」と投稿者。「せっかく作ったポテトサラダを廃棄しなければいけないと理解したとき、とても悲しく、辛い気持ちになりました。夫のおかずもなくなってしまったので、夫もかわいそうでした」と話している。

次のページへ (2/2) 【写真】泣く泣く廃棄したポテトサラダ、実際の写真
1 2
あなたの“気になる”を教えてください