カズレーザー&磯村勇斗「TENET」の世界観に陶酔「脳が追いつかない」「2キロ痩せた」

お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーと俳優の磯村勇斗が15日、都内の神楽座で行われた映画「TENETテネット」(クリストファー・ノーラン監督、9月18日 全国公開)の公開直前イベントに登壇した。

カズレーザーと磯村勇斗が「TENETテネット」公開直前イベントに登場
カズレーザーと磯村勇斗が「TENETテネット」公開直前イベントに登場

映画「TENET テネット」公開直前“逆行体験”イベント

 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーと俳優の磯村勇斗が15日、都内の神楽座で行われた映画「TENETテネット」(クリストファー・ノーラン監督、9月18日 全国公開)の公開直前イベントに登壇した。

 本作は、「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」「インターステラー」「ダンケルク」など、斬新なアイデア、驚異的ビジュアル、圧倒的なリアリティーで観客に新たな世界を体験させ続ける、“世界で最も次回作が期待される映画監督”クリストファー・ノーラン監督の集大成にして最高傑作の呼び声高いタイムサスペンス超大作。すでに全世界累計興行収入は、1億5200万ドル(約160億円)を超えている。カズレーザーと磯村は、ノーラン監督の大ファンということで、本イベントに出席した。

 ノーラン作品の魅力について聞かれると、磯村は「1番は誰もいまだ見たことない世界に連れて行ってくれる。観ている僕たちが、未開拓の地に足を踏み入れるかのような感覚にしてくれるというか、その感じが1番の魅力だと思います」と熱弁。カズレーザーも「毎回、自分のハードルをすごく上げる。SFでこれって無理なんじゃないの? おかしいんじゃないの? って、みんな言いたがるのを、それを有無を言わさずもっていくパワー。今回もすごいです」と熱く語った。

 2人は本作を一足先に鑑賞しており、磯村は「逆行、時間をテーマに扱っていて、まさか逆行させてくるとは……。それを映像でしっかり逆行を見せてくるとは思わなかったので、自分大丈夫か? と思うくらい脳の処理が追いつきませんでした。最終的に、ある程度は分からせてくれるのがノーラン監督の魅力。考えながら見なければと思いつつ、直感が大事だなと思いました」と感想を述べた。

 一方、カズレーザーは「直感的に最初に思ったのが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『ターミネーター2』を混ぜて、そこに『カメラを止めるな!』をぶちかけたような、全部のいいところ取り」と説明。続けて、「タイムトラベル、タイムリープ、タイムパラドックス、全部混ぜている。分かりにくく見えるけど、自分だけ分かった気になれるような気持ちの繰り返しで、めちゃくちゃ気持ちいい」と本作の魅力を語った。

 さらに、「どのように友人に勧めたいか?」という質問にカズレーザーは、「前日ちゃんと寝てから見ろ、って言いたいですね。体力を使うので。少なくとも二日酔いのときは見ちゃダメですね」とコメント。「すごい体力使います。見終わったあと、2キロくらい痩せていました」と笑いを誘った。

 イベントでは、本作の最大の見どころである“逆行”を生かした「逆再生クイズ」を実施。逆再生VTRで「磯村は何と言っているでしょうか?」という問題では、カズレーザーが「テネットのネギ添え……、という言葉があるんですか?」と困惑。ネギに引っ張られ、いちかばちか「テネット、おネギ!」と答えたが、正解は「テネット、見てネット!」。クイズ番組でも大活躍のカズレーザーだが、不正解となりくやしそうな顔を見せた。

 続いて、「カズレーザーが逆再生で破いている写真は?」というクイズが出題され、磯村はVTRの序盤に「劇中に登場する、飛行機が保管所に突っ込むシーン!」と答え、見事正解。あっさり当てられたカズレーザーは、「途中からオレの芝居が長く見えて、しょうがなかった。地獄みたいに流れてた……」と苦笑した。

 最後に映画公開へ向け磯村が、「映画館側も衛生面に関して、しっかり予防しているので、安心して映画館に行ける環境なので、この『TENETテネット』を機会に、劇場へ足を運ぶのが楽しいと思える作品になれば。是非、たくさんの方に観ていただきたいと思います」とメッセージを送った。

次のページへ (2/2) 【動画】カズレーザー&磯村勇斗
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