【麒麟がくる】剣豪将軍・義輝が最後に振るった名刀は? 三日月宗近、大包平…刀剣好きも熱視線

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第23回が13日に放送された。第23回「義輝、夏の終わりに」の放送は先週6日に予定されていたが、台風10号のニュースの影響で休止になっていた。

足利義輝役の向井理(右)と長谷川博己【写真提供:NHK】
足利義輝役の向井理(右)と長谷川博己【写真提供:NHK】

「すでにつらい」と義輝ロスを訴える人が続々

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第23回が13日に放送された。第23回「義輝、夏の終わりに」の放送は先週6日に予定されていたが、台風10号のニュースの影響で休止になっていた。

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 将軍・義輝(向井理)の権威を取り戻すために、勢いのある信長(染谷将太)を上洛させると約束した光秀(長谷川博己)。しかし、美濃攻めに苦戦している信長には、光秀の話に耳を貸す余裕はない。そこで光秀は信長に仕える藤吉郎(のちの秀吉=佐々木蔵之介)から、三好長慶(山路和弘)の子らが京で義輝を暗殺しようとしていること、そしてその黒幕が松永久秀(吉田鋼太郎)であると聞かされる。

 松永に真意を問いただしに大和に向かった光秀だったが、将軍家の奉公衆である細川藤孝(間島秀和)までもがすでに新しい将軍の擁立に動いていると知り、衝撃を受ける。京で孤独に過ごす義輝は自身の行く末を悟ったのか、光秀を「短くはあったが、よく仕えてくれた。もそっと早うに会いたかった」とねぎらい、「また会おう」と別れの言葉をかける。

 義輝にとって最後の戦いになる「永禄の変」の様子が次回予告で描かれると、SNS上では「来週はついに永禄の変か」「孤独の将軍さま切ない」「すでにつらい」と向井演じる美しい将軍・義輝ロスを訴える人が続々。義輝は塚原卜伝にも師事したといわれる剣豪将軍で、「三日月宗近」「大包平」など数多くの名刀をめでたと言われている。義輝が抜刀している場面が描かれると、「義輝が抜いた刀はなんだろう?」と日本刀好きからも期待の声が上がっていた。

 京の情勢に翻弄(ほんろう)されながらも平穏な世を願い続けた義輝。向井は「剣豪将軍と名は付いていますが、史実と事実は違います。殺陣のシーンもあると思いますが、武家の頭領らしく、勇ましく散ることができたらなと思います」と最後の戦いの見どころを語っていた。

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