“海のアイドル”としての自覚 STU48メンバーが考えるコロナ禍の活動と新たなスタイル

「“海のアイドル”であることに変わりはない」と福田は力強く語る【写真:山口比佐夫】
「“海のアイドル”であることに変わりはない」と福田は力強く語る【写真:山口比佐夫】

オンラインお話会、近づくSTU48号との別れ……グループの未来への思いは?

――「STU48」は新型コロナウイルスの影響があるなかでも、配信限定公演、ドライブインライブ、オンラインお話会などさまざまな試みを行っています。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

福田「会えるのが当たり前だった日々がまだ戻らないのは残念ですけど、私たちもZoomとかリモートの技術が身について、オンラインのコンテンツが増えたんだなとプラスに考えるようになりました。新型コロナウイルス禍が終わってもオンラインお話会は地方や海外に住んでいる方とコミュニケーションが取れる新たな道だと捉えています」

峯吉「課外活動ユニットの公演でこれからどういうことが見たいかファンの方と話す『ホームルーム』の機会があって、今後の勉強になりました。皆さんと同じ場所にいられるのが一番ですが、オンラインだからこそできることもあると思います」

――今年7月、AKBグループ史上初の船上劇場「STU48号」が来春をめどに専用劇場としての役割を終えることが発表されました。来春までの残り約半年間、そして瀬戸内各地でパフォーマンスしていく予定の来春以降は、STU48の未来にとって大事な時間になりますね。

福田「STU48号がなくなってしまうのは悲しいです。でも、私たちは船がないなかで活動してきた期間のほうが長く、各地に行って小さな会場で数日間にわたってライブをしていました。気軽に来やすい場所でライブができるチャンスが増えるんだと捉えて、前に進んでいくしかありません。“海のアイドル”であることに変わりはないので、これからも瀬戸内海を愛して、海にまつわるお仕事をしていきたいし、私は船舶免許(小型船舶操縦士2級)を生かしたチャレンジもしたいです」

峯吉「ふくちゃんが運転する船に乗りたい!」

福田「メンバーを乗せたい。もし船が必要なお仕事なら私が運転する!」

峯吉「愛梨沙は歌とかダンスのパフォーマンススキルを上げて、STU48に欠かせない存在になりたい! (第3回AKBグループ)歌唱力NO1決定戦もあるから結果を残したいな」

福田「優勝してきてね!」

峯吉「頑張る!」

□福田朱里(ふくだ・あかり)1999年3月29日生まれ、香川県出身。STU48 1期生。迫力満点の“4Dパフォーマンス”とアドリブが利いたMC力でグループを牽引する副キャプテン。ホームパーティー好きで、コロナ禍明けに備えて部屋の模様替えやレパートリー考案に奮闘中。モットーは「一生アイドル宣言」。ニックネームは「ふくちゃん」「あかりん」。

□峯吉愛梨沙(みねよし・ありさ)2004年9月2日生まれ、広島県出身。STU48 1期生。常に元気100%、人前で涙を見せず、周囲に笑顔をもたらす天性の愛されキャラ。外出自粛期間中にトイプードル2匹を飼い始め、しつけやドッグウエア集めがマイブーム。福田朱里考案の座右の銘は「笑う門には福来る」。ニックネームは「ありちゃん」。

次のページへ (4/4) 【ギャラリー】福田朱里と峯吉愛梨沙のソロカット集
1 2 3 4
あなたの“気になる”を教えてください