佐野岳がBL、特撮ヒーロー、悪役を語る「クセのある役は楽しいです」

「こんな状況だからこそ、さらにいいものを作りたい」と語る【写真:荒川祐史】
「こんな状況だからこそ、さらにいいものを作りたい」と語る【写真:荒川祐史】

悪役演じ、監督からは「いい感じで怪しかった」

――ヒーローを演じると、子どもたちの手本になる生き方をしないといけないと思ったりしますか。

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「それはありますね。特に演じている時は。この間、ツイッターを見ていたら、戦隊ものが好きな人たちが、戦隊ヒーローがグラビアをやることについて論争していて、『グラビアなんてやって、子どもの夢を壊すな。佐野岳を見習え』みたいなことを書いて下さっているのを見たんです。でも何が正しくて、何が正しくないかは難しいですけれど、本人の責任感や気持ちがあれば、それはその人たちのやり方でいいのかなと思いました」

――ヒーローではなく、悪役はいかがですか?

「悪役もやっています。平野紫耀さん主演の『honey』では、女の子をレイプしようとするイヤな大学生をやりました。クセのある役は楽しいですね。今回もできるなら、クセをつけようと思っていましたから。少しうるさいかなと思ったけれども、監督からは『いい感じで怪しかった』と言われて、ホッとしました。最近は刑事ドラマに出させていただく機会も増えてきました。後は結構クセのある役ばかりです」

――コロナ後の“リスタート”はいかがですか?

「(撮影では)フェースシールドを着用したり、控室の場所が離れていたりと大変な面はあったのですが、こんな状況だからこそ、さらにいいものを作りたいと思うようになりました。熱量は以前より上がっている気がします。今は世界中が傷だらけになっている。できることが限られている中、幸せを見つけていかなければいけない。『リスタートはただいまのあとで』はそんな、幸せの形を見つけることの背中を押す作品になっていると思います。癒やされて欲しいですね」

□佐野岳(さの・がく)1992年4月3日生まれ、愛知県出身。第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを受賞。2013年、映画「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」(古厩智之監督)で映画初出演、初主演。同年、「仮面ライダー鎧武/ガイム」でテレビドラマ初主演を果たす。主な作品は、ドラマ「陸王」「スキャンダル専門弁護士QUEEN」「仮面同窓会」、映画「ふたつの昨日と僕の未来」「超・少年探偵団NEO-Beginning-」など。

HM:菅野綾香(ENISHI)
ST:金野春奈(impiger)
衣装協力/DELUXE

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