ジャルジャル後藤淳平、俳優業で「別人に」お笑いとは異なる魅力語る

「ロックンロール・ストリップ」で主演を務める後藤淳平【写真:荒川祐史】
「ロックンロール・ストリップ」で主演を務める後藤淳平【写真:荒川祐史】

ドラマ出演については「力になれるのであれば出たいです」

 演技力は、本業が俳優かお笑いタレントのどちらか分からないほどのレベルを感じる。俳優としての今後も聞いてみた。

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「俳優業としての野心は全然なくて本当に楽しいからやっています。好きだからお話を頂いたらぜひ、やらせてくださいという感じです。もっとこんな役をやりたいとか全然ないです。楽しいからやっています」

 穏やかな口調で話す。では、俳優業のどこが魅力で楽しいと感じるのだろうか。

「普段、こんなことをやっていたら、やばいぞ。こんなこと普段は自分なら絶対に言えない、言わない、ということが言える面白さがあります。別人として言える。別人になれる楽しさがあります」

 まだドラマ出演の経験はない。出演の意欲をたずねると、またまた控えめ。

「力になれるのであれば出たいです」

 誠実でさわやか。おまけに控えめ。人から好かれる要素はそろっている。実力派お笑いタレントであり、俳優としての活動も今後、期待される。将来に、どんな夢を抱いているのか。

「壮大な夢はないです。でも、思いついた面白そうなことをやっていきながらも僕らにかかわってくれている人がみんな幸せであってほしいです。それが考えている夢。何かいやだなとは思われたくないです」

 最後まで控えめで誠実な人柄を感じさせた。映画同様、ドラマでも活躍する日はそう遠くない気がする。

□後藤淳平(ごとう・じゅんぺい)1984年3月20日、大阪生まれ。2002年NSC大阪校25期生。03年に福徳秀介とお笑いコンビ「ジャルジャル」を結成し、18年のM-1グランプリ、19年キングオブコントでともに3位に。映画は10年の映画「ヒーローショー」では福徳とダブル主演。ほかに07年「日常~恋の声~」、12年「営業1∞万回」、18年「銃」、19年「記憶にございません」など。趣味は音楽鑑賞、卓球、ビートルズ。

スタイリスト:中村陽子
ヘアメーク:伊荻ユミ

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