ごみ清掃のプロ、「マシンガンズ」滝沢秀一伝授! コロナをばらまかないごみの出し方

石油ストーブの回収で化学火傷に…!

 ごみの出し方って伝染するというか、きちんと守っていない人が多いと「これぐらいでいいのか」ってルーズになるし、みんながきちんと守っていると1人だけ守らずに出すのは気が引ける。無自覚なまま、他人に影響を与えているんですよね。1人ひとりの意識が大事なんです。

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 ごみ出しのルールを守っていただけないことが原因で、ボクら作業員がケガをすることは珍しくないんですよ。先日、石油ストーブを収集したとき、灯油が入ったままだったので右半身にかかってしまって、化学火傷を起こしてしまいました。腰から膝まで真っ赤っかになって、かゆいし痛いし……。病院で処方してもらった塗り薬を1日2回塗っていますけど、まだ治りきらないですね。みなさん、ごみ出しルールは守ってくださいね!

□滝沢秀一(たきざわ・しゅういち)1976年9月14日、足立区生まれ。東京成徳大学人文学部英米文化学科在学中の1998年、カルチャースクールで出会った西堀亮(45)とコンビ「マシンガンズ」結成。「M-1グランプリ」(テレビ朝日)準決勝進出など活躍するが、2012年、ごみ収集会社に正社員として就職。2014年、「かごめかごめ」(双葉社)で小説家デビュー。2018年、エッセイ本「このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景」(白夜書房)がベストセラーに。2020年7月、漫画「ゴミ清掃員の日常 ミライ編」(講談社)、絵本「ゴミはボクらのたからもの」(幻冬舎)出版。

次のページへ (3/4) 【写真】滝沢さんの足には痛々しい化学火傷の傷が…
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