【ズバリ!近況】「ヌーブラ・ヤッホー!」の元「モエヤン」池辺愛、切迫早産回避し8月男児出産予定

お腹の中の赤ちゃんは男の子だ【写真:荒川祐史】
お腹の中の赤ちゃんは男の子だ【写真:荒川祐史】

出産・育児と仕事を両立する難しさを実感

 私も長女を出産したときは、週4日のラジオ番組「monaka」(FM NACK5) のパーソナリティを務めていて、ラジオ局の理解と協力で、3か月産休をいただきました。復帰したときは、母乳パッドをしたうえで、生放送5分前にトイレで搾乳して、それでも3時間40分の放送の最後のほうは胸がカッチカチに張って痛くなって……。

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 正直、身体がしんどいなあと思ったこともありました。でも、これから妊娠・出産を迎える女性パーソナリティたちのためにも「やり遂げるんだ!」と勝手な使命感からがんばって。そうやってきた「monaka」は昨年終了し、代わりに土曜日3時間の「ラブサタ」がスタートしたんですけど、「ラブサタ」もこの6月いっぱいで終了してしまいました。本当に残念で寂しい。そもそも「monaka」のときに産休をいただいたのが、FM NACK5始まって以来、初めてのことで異例だったみたいです。

出産後、ラジオでまたしゃべりたい…!

 出産後も仕事を続けていきたいので、どこかのラジオ局でしゃべらせていただけたら。私は中学3年のとき、自然気胸で3か月、入退院を繰り返したことがあり、そのときにラジオを一緒に聴いたことがきっかけで、4人部屋の同室の方たちと親しくなれて、部屋が明るくなった経験があるんです。ラジオって素晴らしい。そういう思いがあるので、ラジオは大好きなお仕事。ずっと続けたい活動のひとつなんです。

 YouTube「ai channel」を1月に始めたので、これからはYouTubeもやろうと思っていますし、妊娠・出産の体験から講演をしたりもしたいなあと思っています。それから、去年、絵本「ぼくはカメムシ」(大学新聞社)を出版し、関東のスーパーマーケットチェーン「Olympic」さんのあちこちの店舗で“読み聞かせ会”のご依頼をいただいたので、これからまた少しずつ書きためて、みなさんに読んでいただけたらと思っています。絵本は「モエヤン」時代から書いていたんですよ。

「ベストパートナー」と言い切る夫は19歳年上!

 育児と家事をしながらお仕事を続けるには、何でも自分でやろうとがんばりすぎず、夫婦でうまく分担することが、長い目で見ればいいのかなと思います。それにはダンナさんの理解と協力が必要。私は「モエヤン」解散の2年後に、「モエヤン」時代から知り合いだった19歳年上の一般男性と結婚しました。私の仕事をすごく理解してくれて、入院中は仕事をしながら家事・育児をすべてやって、今も家事をすべてやりながら、私の仕事にも協力してくれています。本当に感謝しかない。私のベストパートナーですね。

「モエヤン」の元相方の久保っちも元気ですよ。“歌月”という講師名で、東京・大田区でボイストレーナーをやっています。私が長女を産んだ次の年の同じ日に、女の子を出産したんです。一緒に子ども連れて東京ディズニーランドに行ったり、今回、私が切迫早産で入院したときは牛肉を送ってくれたり。1年に数回は会っています。これから、また何か一緒にやれたらな、とも思っているので期待していてください!

□池辺愛(いけべ・あい)1980年8月11日、大阪府豊中市生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科4年のとき、「劇団スーパーエキセントリックシアター」入団。2003年、ミュージカル集団「東京メッツ」のメンバーに選ばれ、2005年、同じ団員の久保いろはとお笑いユニット「モエヤン」結成。2007年、「ヌーブラ・ヤッホー!」のギャグで話題に。2013年、久保の結婚・引退で「モエヤン」解散。ラジオパーソナリティや絵本作家として活動中。

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