役所広司、アカデミー賞授賞式から帰国後初の公の場 主演映画のノミネート「ホッとした」

俳優の役所広司が20日、神奈川・桜木町駅前広場で行われた『横浜フランス映画祭 2024』(24日まで開催)のレッドカーペットイベントに、同映画祭のために来日したフランス人ゲスト総勢18名らとともに出席した。

『横浜フランス映画祭 2024』に出席した役所広司【写真:ENCOUNT編集部】
『横浜フランス映画祭 2024』に出席した役所広司【写真:ENCOUNT編集部】

『横浜フランス映画祭 2024』の開幕宣言を行った

 俳優の役所広司が20日、神奈川・桜木町駅前広場で行われた『横浜フランス映画祭 2024』(24日まで開催)のレッドカーペットイベントに、同映画祭のために来日したフランス人ゲスト総勢18名らとともに出席した。

 1993年に始まり、横浜の文化イベントとして定着している同映画祭。フランス映画ファンのみならず、多くの観客が楽しめるラインナップを取りそろえ、フランス人キャスト・監督が数多く来日してオープニングイベント並びに舞台あいさつを実施。また、未来を担う学生に向けたマスタークラスや、日本の映画の作り手との橋渡しを担うサイドイベントを実施するなど、フランス映画と文化を存分に楽しめる一大イベントとなっている。

 同映画祭の特別アンバサダーに就任した役所。レッドカーペットに登場後、すぐに近くの観客に駆け寄りサインなどのファンサービスをし、改めて、レッドカーペット上であいさつを求められると「横浜フランス映画祭のアンバサダーという大役をいただきまして、お役に立てるかわかりませんが、フランス映画が大好きなので横浜のみなさんもぜひこの映画祭を楽しんでいただけるといいなと思います」とアピールした。

 また、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した主演映画『PERFECT DAYS』が、米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされ、今回、その授賞式から帰国後初の公の場となった役所は、アカデミー賞に参加した感想を求められると「フランスのカンヌ国際映画祭で評価していただいたおかげで、最終的にアカデミー賞にノミネートまでいけたが、日本を代表しての作品だったのでノミネートだけでもホッとしまして、すばらしい経験をさせていただきました」と晴れやかな表情を浮かべた。

 その後、フランス人ゲストらとともにステージに登壇した役所は「それでは、横浜フランス映画祭、これより開幕いたします!」と開幕宣言し、拍手を浴びた。

次のページへ (2/2) 【写真】『横浜フランス映画祭 2024』の様子
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