齋藤飛鳥「私は人の感情も何も分からない」 重要な配役に「プレッシャー感じました」

俳優の齋藤飛鳥が26日、都内で行われた『マイホームヒーローDAY ~ドラマと映画イッキ観イベント~』に登壇。佐々木蔵之介、なにわ男子のなにわ男子の高橋恭平と作品の裏話を明かした。

イベントに登壇した齋藤飛鳥【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した齋藤飛鳥【写真:ENCOUNT編集部】

「こんな人に憧れると思って演じていました」と明かす

 俳優の齋藤飛鳥が26日、都内で行われた『マイホームヒーローDAY ~ドラマと映画イッキ観イベント~』に登壇。佐々木蔵之介、なにわ男子のなにわ男子の高橋恭平と作品の裏話を明かした。

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 累計発行部数370万部を突破したヤングマガジンで連載中の『マイホームヒーロー』が実写化され、ドラマ版ではどこにでもいる普通の父親が娘のDV彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる“命がけのだまし合い”を描き、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出。3月8日から公開となる映画版では、その7年後を舞台にした“完結編”が描かれる。

 主人公・鳥栖哲雄の一人娘・零花を演じた齋藤。零花はマイペースに見えて直感が鋭いタイプだが、「私はまったく人の感情も何も分からない。1から10まで何も考えないで生きているタイプ」と苦笑。佐々木が「そんなことないでしょう。何言ってんのセンターが」とフォローを入れると、「零花ちゃんは鋭くて真っすぐ、自分の中の正義がある子なので、かっこいいな、こんな人に憧れると思って演じていました」と語った。

 メガホンをとった青山貴洋監督は、「涙のシーンでは、自分も撮っていて泣いてしまった。それくらい、本人が思っているよりも人に伝わるような感じ。入り込みがすごかった」と齋藤の演技を解説。零花が車に乗っているシーンでは、「カメラマンが移動するレールに乗っていたんですが、芝居に引き込まれ過ぎてレールから落ちていました」と驚きのエピソードを明かしていた。

 映画版の予告で涙を流すシーンが公開されていたことについては、「本当に私は何も考えていなくて、脚本に書いてあったと思うんですけど、読んだ時点では深く考えられない」と話し、「あまり泣くことを覚悟していなかった。ですが、いざ当日になったら、零花ちゃんにとっても大事なシーンだったので、プレッシャーを感じました」と吐露。「もともとアイドルをやっていて、たくさん演技をしてきたわけではないので、現場のみなさんは『こいつ、やれんのか?』という気持ちはあったと思うので、その期待に応えられるかな? という心配はあった」と明かし、「技術的なお芝居は分からないので、思うままにやるしかないと思ってやらせていただきました」と撮影時の心境を振り返った。

 イベントでは、28日が誕生日の高橋を祝うバースデーサプライズも実施された。

次のページへ (2/2) 【写真】『マイホームヒーローDAY ~ドラマと映画イッキ観イベント~』の様子
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