舞台『ハリポタ』新キャスト17人解禁 ハリー役に吉沢悠ら、ひょっこりはん&大沢あかねも出演

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の公演が延長され、7月から新体制で上演されることが17日、分かった。併せて平方元基、吉沢悠、ひょっこりはん、大沢あかねら新キャスト17人が発表された。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』新キャスト14名が発表
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』新キャスト14名が発表

新ハリー・ポッター役に平方元基、吉沢悠

 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の公演が延長され、7月から新体制で上演されることが17日、分かった。併せて平方元基、吉沢悠、ひょっこりはん、大沢あかねら新キャスト17人が発表された。

『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演は、2022年7月8日に開幕し、総観客数が85万人を突破した2年目ロングラン上演中の舞台。小説『ハリー・ポッター』シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台のために書き下ろした『ハリー・ポッター』シリーズ8作目の物語だ。

 小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博しており、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得している。

 そしてこのたび、24年7月以降の公演延長が決定し、追加される新キャストが発表となった。

 世界最高峰の魔法の舞台に7月から新たに挑むのは、平方(ハリー・ポッター役)、吉沢(ハリー・ポッター役)、木村花代(ハーマイオニー・グレンジャー役)、豊田エリー(ハーマイオニー・グレンジャー役)、ひょっこりはん(ロン・ウィーズリー役)、矢崎広(ロン・ウィーズリー役)、永井大(ドラコ・マルフォイ役)、大沢あかね(ジニー・ポッター役)、佐藤知恩(アルバス・ポッター役)、渡邉蒼(アルバス・ポッター役)、浅見和哉(スコーピウス・マルフォイ役)、出口稚子(嘆きのマートル役)、飛香まい(ローズ・グレンジャー・ウィーズリー役)、乃村美絵(デルフィー役)の14人となっている。

ひょっこりはん「俳優としてロンになれる日が来るとは」

 以下は新キャストのコメント。

○ハリー・ポッター役/平方元基

「まさか自分が?! ハリー・ポッター?? 月並みですが、本当にそう思いました。もちろん、オーディションを受けて役をつかみ取りにいく気概は満々でしたが、現実はそう甘くないので覚悟して臨みました。イギリスでオープニングした際に見ていたのですが、そのころはまさか日本でこの作品をやるとも、そして自分が出演するとも思ってもおらず、純粋に舞台の世界観に圧倒されていました。先日ブロードウェイの公演も見ましたが、イリュージョンとそれに負けないドラマがやはりこの舞台の魅力だと思います。世界中で愛されるこの作品、しっかりとした密度でキャラクターの苦悩、成長、喜びをお届けします。ぜひご期待ください」

○ハリー・ポッター役/吉沢悠

「世界的に大ヒットしたハリー・ポッターの世界観に関われることに、自分自身とても驚いています。さらにハリー・ポッター役を自分が演じることになるとは、想像もしていなかった喜びです。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では19年後のハリーを演じるのですが、息子とうまく向き合えない父親としての姿、上司となった幼馴染のハーマイオニーとの関係など、演じる楽しみがたくさんあるストーリーでワクワクしています。新たに舞台のカンパニーに私が加わることがプラスになるよう全力で向き合っていこうと思います。劇場で皆さまにお会いできる日が、今からとても楽しみです」

○ハーマイオニー・グレンジャー役/木村花代

「私も小さいころから魔法使いになりたかった……。ハーマイオニーのように私も努力を重ね、その夢がついに叶います! 女性なら誰もが憧れる彼女を演じられるのが今からものすごく楽しみでなりません。ロングラン作品への出演は久しぶりなので、体調管理に努め、これまで皆さんが築き上げてきた感動を継承しつつ、欠けてはならないパズルの1ピースとなれるよう誠心誠意役を生き抜きたいと思います」

○ハーマイオニー・グレンジャー役/豊田エリー

「ハリー・ポッターは私にとって、子どものころから共に成長し、今もずっと心に寄り添ってくれている大切な物語です。それがまさか、あの世界の中でハーマイオニーとして生きられる日が来るなんて。本作は東京とロンドンでも拝見しましたが、目の前でとてつもないスケールのドラマと魔法が繰り広げられ、圧倒されるほど感動したことが忘れられません。これから舞台を見に来てくださる皆さまにもきっとそのマジックを感じていただけますように、心を込めて頑張ります!」

○ロン・ウィーズリー役/ひょっこりはん

「普段は色物芸人をやっている自分が、まさか俳優としてロンになれる日が来るとは。神様もノーマークだったと思います! ただ、オーディションでロンを演じたときにとても自然体になれたというか、しっくりくる感覚があったので、合格をいただいてこうして皆さまの前でロンになれることに運命を感じています! 僕が息を吹き込んだロンを皆さまにお届けできる日が待ち遠しい! 絶対楽しいロンにしてみせますので、ひょっこり見に来てくださいね!」

○ロン・ウィーズリー役/矢崎広

「夢見た魔法の世界へ、そして日本でも世界でも愛される舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に参加できることを大変うれしく思います。ホグワーツの招待状がついに届いたような気持ちで、あの感動と興奮の詰まったステージへ立てる日が今からとても楽しみです。優しく人間味あふれるロンは僕にとっても親友のような大事な存在です。すてきなキャスト、クリエーター、スタッフの方々とともに、大好きなロンを大切に精一杯演じたいと思います。皆さまどうぞよろしくお願いします」

○ドラコ・マルフォイ役/永井大

「世界的にも大人気の作品『ハリー・ポッター』の舞台に立てること、非常にうれしく思っております。約1年前にオーディションを受け、決まったときからずっとこの魔法世界の舞台を子どもたちにも早く見に来てほしい思いがありますので、今から稽古が楽しみでなりません。初めてのことが多い現場になりそうですが、皆さまにすばらしいエンターテインメントをお届けできるよう日々邁進してまいります。ぜひ、永井バージョンのドラコもお楽しみください」

ジニー・ポッター役の大沢あかね「強いご縁を感じました」

○ジニー・ポッター役/大沢あかね

「今回、この作品を観劇した直後にジニー役の話をいただき、強いご縁を感じました。ジニーは明るくたくましい女性なので、私もジニーのように明るくたくましく、このロングラン公演を務めたいです。キャスト、スタッフの方々と一体となって、この作品を皆さまに届けることができるよう頑張ります。舞台でお会いできることが今からとても楽しみです」

○アルバス・ポッター役/佐藤知恩

「アルバスになると伺ったとき、喜びで思わず叫んでしまいました。その日の夜、試しに家にある菜箸を1本手に取り何度か振ってみました。なにも起きませんでした。今は新しい出会いにワクワクと緊張と不安が入り混じり、まさにホグワーツ入学前のような心持ちです。この作品を繋いで来られた方々からバトンを受け取り大切にこの作品を届けていきます」

○アルバス・ポッター役/渡邉蒼

「あのアルバスを演じさせていただける喜びと責任をひしひしと感じています。偉大な父の血を引き、その呪いに苦しめられ、突き動かされ、大きな試練へ立ち向かっていく彼も同じような気持ちを抱えていたかもしれません。アルバスはとにかく“貰う”人。僕自身も役者としてまだまだ未熟です。毎公演パパや大好きな親友からたくさんのものを貰って、その成長の一歩一歩をお客さまに喜んでいただけるようなアルバスを演じたいと思います!」

○スコーピウス・マルフォイ役/浅見和哉

「初めてこの作品を観劇させていただいたときは、感動のあまり最後には立ち上がって夢中で拍手をしていました。そんな作品への出演が決まったときは、驚きや喜びとともに、背筋が伸びる思いがありました。今までこの作品に携わってこられた方々のバトンをしっかり受け取れるよう、そして、すでにご覧になられた方にも、この先初めてご覧になられる方にも楽しんでいただけるように、真しに作品に向き合いたいと思います」

○嘆きのマートル役/出口稚子

「嘆きのマートル役を演じさせていただきます、出口稚子です。小さいころから見てきた作品に参加できることを光栄に思います。まさか、私がホグワーツに入学できる日が来るなんて夢にも思っていませんでした。この舞台を初めて見たときの衝撃は今でも覚えています。本当に魔法はあるんだ! と感動しました。嘆きのマートル以外の役も演じますので、それも注目していただけたらと思います。劇場でお客さまにお会いできるのを楽しみにしてます!」

○ローズ・グレンジャー・ウィーズリー役/飛香まい

「ローズ・グレンジャー・ウィーズリーを演じさせていただきます、飛香まいです。幼いころに憧れた『ハリー・ポッター』の世界。まさか自分が魔法学校に入学することができるなんて……!! 夢のようでワクワクが止まりません! かじりつくようにシリーズを見て、心躍らせた気持ちを大事に、劇場にいらっしゃるすべての皆さまに魔法をかけたいと思います。ローズを深く知ることができるのが楽しみでなりません。初のロングラン公演。作品を共に生きるすてきな皆さまと、スタッフの皆さまと、大事に努めさせていただきます」

○デルフィー役/乃村美絵

「デルフィーを演じさせていただきます、乃村美絵です。初めて舞台を拝見したとき、いつか絶対にこの舞台に携わりたいと強く思いました。全身全霊で挑んだオーディションは楽しかったという記憶しかありません。多くの方に愛されているこの作品と、関わってくださるすべての皆さまに誠実に向き合い、大切に物語を紡いでいきたいと思います。よろしくお願いいたします」

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