【呪術廻戦】クズに軽薄…性格に難ありでも大人気なキャラ3選 欠点も魅力の1つ?

2023年にアニメ第2期が放送された『呪術廻戦』。魅力的なキャラが多いが、「クズ」「性格に難がある」と言われるキャラが度々注目されている。今回は、性格に問題のある彼らが人気な理由を、エピソード交えて解説していく。

昨年アニメ2期が放送された『呪術廻戦』【画像:(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会】
昨年アニメ2期が放送された『呪術廻戦』【画像:(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会】

欠点さえ魅力と化してしまう罪なキャラたち

 2023年にアニメ第2期が放送された『呪術廻戦』。魅力的なキャラが多いが、「クズ」「性格に難がある」と言われるキャラが度々注目されている。今回は、性格に問題のある彼らが人気な理由を、エピソード交えて解説していく。

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(※本記事にはアニメ未放送エピソードのネタバレが含まれます)

○五条悟

 五条悟は主人公・虎杖悠仁が通う東京都立呪術高等専門学校の教師だ。「最強の呪術師」の異名で知られチート級の能力を持つ上に、常時つけているアイマスクを外すととんでもなく美形。そんな意外性から、公式ランキングでは常にトップの人気を誇る。

 しかし、五条は人を挑発したり目上の者を小馬鹿にするなど、性格に難がある描写が目立つキャラでもある。

 呪術師の後輩にあたる七海建人は、コミックス3巻22話で、人間への嫌がらせを趣味とする特級呪霊・真人と対峙(たいじ)した際「似ている」「絵にかいたような軽薄さとどす黒い強さ」と、五条を連想している。

 また、高専時代からの先輩・庵歌姫と呪術高専の学長・楽巌寺嘉伸の2人には、五条の奔放な行動や目上の者に敬意を示さない態度から「ストレス:五条」と公式SNSでも記載されるなど、周囲の人間には疎ましく思われているようだ。

 ただ、親友だったが後に敵対した夏油傑との友情を捨てきれなかったり、生徒思いの一面を見せたりと、情に厚いキャラでもある。ネット上では「少々難があるけどそこが面白い」や「イケメンの無駄遣い」など、称賛や揶揄が混じったコメントが多く見られる。

○伏黒甚爾

 ファンからは「パパ黒」の愛称で親しまれている伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、虎杖の同級生・伏黒恵の父親である。彼は交際相手の家を転々としたり、息子を資金源にしたりするなど、クズエピソードが満載だ。コミックス9巻79話で五条に「僕が引くほどのろくでなし」と言われるほどである。

 しかし、パパ黒のクズぶりは一部の女性ファンを魅了しているようで、高専時代の五条を追い詰めるほどの戦闘力も相まって「女性ファンがハマる沼の典型」との声もあがっている。

 ネット上では「声も雰囲気も色気だらけ」「凶悪な顔なのにふとした横顔が綺麗過ぎ」と大人な雰囲気にドキッとする女性ファンも多い。過去にヒモ生活を送っていたことも納得できるキャラだ。

 また、コミックス9巻75話で五条に敗北した際、自身の心残りとして恵の顔を思い出し、彼に息子を託して息を引き取った。クズの中から垣間見える人間味に震えたファンも多い。

○禪院直哉

 呪術師の御三家のひとつ・禪院家の有力者である禪院直哉(ぜんいんなおや)。コミックス16巻138話では登場して早々「兄さん方は皆ポンコツ」と兄を見下す態度や「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」という男尊女卑的な発言で、読者に強烈なインパクトを与えたキャラである。

 自分が禪院家の次期当主になるという絶対的な自信をもつ直哉。しかし、渋谷事変での戦闘の末に死亡した禪院家当主・直毘人の遺言で、伏黒恵が当主に決まると、怒りをあらわにして恵の抹殺を目論むような自己中心的なところも特徴だ。

 不快な発言や行動が多い直哉だが、第3回キャラクター人気投票では6位を獲得する人気ぶりである。人気の理由は、作中でも目立つイケメンで戦闘力が高い点が評価されているからだろう。

 本作の登場キャラはクズな部分さえ魅力になっており、ストーリーをより一層面白くする要素のひとつといえる。今後もキャラの魅力をかみしめつつ、アニメ化が決定している続編「死滅回游」編を楽しみに待ちたい。

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