『M-1』王者・令和ロマン、地上波初冠番組が放送「ドッキリだと思いました」 漫才理論も解説

24日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2023』で第19代王者に輝いたお笑いコンビ・令和ロマンの地上波初冠番組となるテレビ朝日系『令和ロマンの娯楽がたり』が、28日午後11時15分から放送されることが26日に発表された。

令和ロマンの地上波初冠番組が放送される【写真:(C)テレビ朝日】
令和ロマンの地上波初冠番組が放送される【写真:(C)テレビ朝日】

28日放送『令和ロマンの娯楽がたり』

 24日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2023』で第19代王者に輝いたお笑いコンビ・令和ロマンの地上波初冠番組となるテレビ朝日系『令和ロマンの娯楽がたり』が、28日午後11時15分から放送されることが26日に発表された。

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 同番組は、令和ロマンの2人とゲストがさまざまな娯楽やカルチャーに関する謎や疑問をひたすら分析して語っていく。アイドル、お笑い、漫画……慶応大出身という高学歴、M-1にも分析して挑んだという、分析力には定評のある令和ロマンによる特番だ。

「なぜ皆そんなに恋愛リアリティショーが好きなのか?」「もしも松本人志がいなかったら?」「2023年もっと騒がれて良かったのに大賞」など気になるテーマから、選ばれたのは「なぜ日本人は未完成のアイドルが好きなのか?」。オーディション番組出身のアイドルが人気の中、高比良くるまは「昔はソロが多くてみんなが憧れるものだったけど、今は逆に親しみやすい共感性の方が大事になってきたのではないか」と分析。ゲストのラッパー・TaiTanは「日本人はカッコいいが苦手でカワイイを愛でがち」と語る。アイドルグループ出身の山崎怜奈の見解に「すごい言葉が……」と、これにはくるまも驚き。ホワイトボードを駆使しながら理論を解説したりと、白熱したトークを繰り広げる。

 続いてのテーマは「5年後天下を獲る芸人は?」。最近天下を獲ったのは誰!? とガチトーク。Aマッソ・加納愛子は芸人の舞台はテレビや劇場だけでなく、「『芸人の天下』はネットも無視できない」とリアルコメント。これに永野も参加して「リアル天下は…」と自分の思う天下を語る。松井ケムリも「プラットフォームの外からぶっ壊せる永野さんは強いよね」と永野最強説を言いはじめ、実際にさまざまな芸人の名前を挙げながら議論する。

 さらにトークは過熱し、くるまVS永野の論争も勃発。「あなたは正しいことを言ってるけど人気出ないと思うよ!」という永野はくるまのある部分を指摘する。『M-1グランプリ』の優勝会見でも言われていたとくるまの理解されにくい持ち味とは。そして、ネタ作りに関する質問に、「漫才っていうのは……」と令和ロマンの漫才理論を解説。M-1グランプリ第19代王者に輝いたばかりの令和ロマンの注目発言が次々と飛び出す。

 令和ロマンのコメントは以下。

○高比良くるま(令和ロマン)
「年代が近かったり、MCポジションの我々が若手芸人だということによって、奇跡的に生まれた全演者の忌憚なき意見が出たのが(この番組の)良さじゃないですか? みなさんがいてくれたおかげで見識が広がりました。みんなが同じ学校だったらいい生徒会だろうなと思いました。みんなが同級生だったらよかったのにな、永野さんは先生で」

○松井ケムリ
「冠番組と聞いた時は少しだけドッキリだと思いました。収録時間が『どうなってるの!?』と思うくらい長かったです。見どころは、永野さんが『天下を獲る芸人』で言った言葉ですね。ビックリな発想でした」

※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか

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