【ズバリ!近況】「ととのいました!」のねづっち 寄席再開の喜びとコンビ解散の本当の理由語る

緊急事態宣言が解除され、日常生活が徐々に戻りつつある。芸能界も少しずつ動き始め、老舗の演芸場「浅草演芸ホール」は入場制限をかけているものの、6月1日から営業を再開した。その舞台に早速立っているのがねづっちさん(45)だ。10年前、「ととのいました!」でブレイクしたが、ねづっちさん、最近はどうしているのか。ホールに入る前のねづっちさんを直撃した。

「浅草演芸ホール」での活動が再開したねづっちさん【写真:山田隆】
「浅草演芸ホール」での活動が再開したねづっちさん【写真:山田隆】

「浅草演芸ホール」でまたしゃべれるようになった、と笑顔

 緊急事態宣言が解除され、日常生活が徐々に戻りつつある。芸能界も少しずつ動き始め、老舗の演芸場「浅草演芸ホール」は入場制限をかけているものの、6月1日から営業を再開した。その舞台に早速立っているのがねづっちさん(45)だ。10年前、「ととのいました!」でブレイクしたが、ねづっちさん、最近はどうしているのか。ホールに入る前のねづっちさんを直撃した。

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 やっとお客さんの前で話せるので、そりゃ嬉しいですよ! 「浅草演芸ホール」には以前から定期的に出演していて、偶数月は1~10日と21~30日、奇数月は11~20日まで毎日、1日15分。30分前に入って15分やって、お茶飲んで帰る(笑)。ネタをステイホーム中に毎日考えていましたから、お客さんの前で披露して反応をみるのが楽しみです。やっぱり寄席を中心に活動していますから。

 ただ、ステイホーム期間中も東京新聞の「ねづっちの謎かけ道場」の連載があったり、ラジオに自宅から携帯電話でリモート出演したりしていました。トーク番組「ねづっち・長谷川玲奈さんの声優さん、整いました」(新潟放送、他)と、全国のAM、FMで流れるショッピング番組「旬!SHUN!ピックアップ」にレギュラー出演しているんで。そのラジオも6月に入ったらスタジオ収録が始まりましたし、BSのお笑いネタ番組や地方の落語会も少しずつ始まるので、僕は芸人のなかではマシなほうかもしれませんね。

ステイホーム期間中は睡眠たっぷりで英気を養った

 それもあってか、3月にスケジュールが次々キャンセルになったときはさすがに気落ちしましたけど、「まぁ、こんな状態もいつか終わるだろう」と思えましたね。ヨメの存在も大きかったかも。もしヨメがいなくて、独身で1人暮らしだったら気が滅入っていたかもしれませんね。

 おかげで落ち込むこともなく、毎日たっぷり8時間寝て体調も良かったです。問題があったのはお金だけ(笑)。それはともかく、午前中はニュース見ながらネタ作りして、2週間に1回1時間、YouTube「ねづっちチャンネル」を自宅から生配信していました。YouTubeは2014年に知り合いに勧められて始めたので、芸能界では早いほうなんですけど、登録者数はいまだ2万7700人ぐらい、とずっと低空飛行(笑)。お金には全然なりませんね。

YouTubeでは「ナイツ」塙ネタや嫁ネタが人気

 仲の良いお笑いコンビ「ナイツ」の塙(宣之)君ネタとか嫁ネタがよく見ていただいていますね。「ナイツ塙は許せない」なんて過激なタイトルがついていて、塙君には「まだオレの名前使って再生回数かせいでるんスか!?」って突っ込まれていますけど、タイトルは僕じゃなくて制作会社の人がつけているんですよ(笑)。

 ステイホーム期間中の午後は、1人で1時間半ほど散歩して、家に帰ったら腕立て伏せしたり、テレビでドラマ「警視庁捜査一課9係」「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)を見たり。そんな生活してたら、3キロ太りました。やっぱり、散歩以外はずっと家にいて、毎晩、ヨメと酒飲んでいたからかな。

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