山崎まさよし、俳優で映画出演「アカデミー賞もらったな!」 窪塚愛流&蒔田彩珠W主演『ハピネス』

俳優の窪塚愛流と蒔田彩珠が主演を務める映画『ハピネス』の続報が7日に発表された。公開日が2024年5月17日に決まったほか、追加キャストとして、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊の出演が決定。併せて特報映像、ティザービジュアルも解禁となった。

映画『ハピネス』に出演する橋本愛、山崎まさよし、吉田羊(左から)【写真:(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会】
映画『ハピネス』に出演する橋本愛、山崎まさよし、吉田羊(左から)【写真:(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会】

橋本愛&吉田羊の出演情報も解禁

 俳優の窪塚愛流と蒔田彩珠が主演を務める映画『ハピネス』の続報が7日に発表された。公開日が2024年5月17日に決まったほか、追加キャストとして、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊の出演が決定。併せて特報映像、ティザービジュアルも解禁となった。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

 原作は、嶽本野ばら氏の同名小説。監督はヒューマンドラマの名手で『花戦さ』、『犬部!』などを手がけた篠原哲雄氏が務める。

 ある日、恋人になんでもないことのように唐突に告げられ、戸惑いながらも彼女に寄り添う“僕”と、余命を宣告されつつも、自らの運命を受け入れ、自分らしく生きる女子高生の青春ラブストーリー。窪塚は、国木田雪夫役。蒔田は山岸由茉を演じる。

 このたび、豪華共演陣が発表となった。由茉のために明るく振る舞う弟・雪夫を案じる姉・月子を演じるのは、橋本。余命わずかと宣告された娘への思いに押しつぶされそうになりながらも、それでも娘の幸せを願う由茉の母・莉与を演じるのが吉田。そして妻の莉与とともに、娘のやりたいことにそっと背中を押す由茉の父・英生に、シンガー・ソングライターの山崎が俳優として出演する。

 また、特報映像とティザービジュアルも初解禁。このたび解禁された特報映像では、「私ね、あと1週間で死んじゃうの」という衝撃的な言葉を雪夫に告げる、由茉のせりふから始まる。つらい顔をせず自らの決心を振り絞って伝えられた言葉とは対照的に、大きな動揺を見せる雪夫。自分にできることは何かと悩みつつも、「自分らしく生きたい」という由茉の願いをかなえるため、彼女に寄り添い続けることを決意する。

 出演者のコメントは下記の通り。

○橋本愛
「原作を読んで、私は主人公の由茉ちゃんと同じ問いを抱いていることに気づきました。17歳という若さであまりにも残酷な現実を突きつけられた彼女が出した結論は、あまりにも強く、美しかった。月子はぶれない強さを持っていて、弟の雪夫に対して力を与えられるような存在なのですが、月子自身も雪夫に何度も助けられてきたのだろうと思います。私は、この姉弟の関係が大好きです。撮影中は、雪夫と由茉が、痛みや悲しみや残酷な運命をどう乗り越えていくのか、喜びや幸せや奇跡のような出会いを、どう噛み締めて生きていけるのか、見守るような気持ちで演じさせていただきました。観終わったあとに、清らかで美しい心と生きる勇気が胸を満たす作品です」

○山崎まさよし
「自分にも子供がいるので、英生にすごく感情移入することができました。後半、娘を想い怒りを爆発させるシーンがあるのですが、そこはつい感情的になってしまったことを覚えています。『あぁ、アカデミー賞もらったな!』と思いました。笑 また、劇中で家族3人が川の字になって寝るシーンでは、昔自分の子どもたちとそんな風に寝ていたことを思い出し、懐かしくなりました。悲しい物語ではありますが、再生というか、前向きになれるものを内に秘めている、希望に満ちた作品です。死生観についても考えさせられました。是非劇場に足をお運びください」

○吉田羊
「ひとりの女の子が自分の人生を『どう生ききるか』という映画であると同時に、娘の死に直面した家族の生き方を描いた物語でもあると思います。私自身演じながら、家族として彼女の意志を尊重して寄り添う方法を学ばせていただきました。『ハピネス』というタイトルどおり、幸せの基準はそれぞれの心のなかにあって、その全てを尊重し合えたら、この世界はもっとずっと、優しいですね。観てくださった方が前向きな気持ちで自分の人生に自信と勇気を持って生きていただける、そんな背中を押せる映画になることを願っています」

次のページへ (2/2) 【動画】『ハピネス』の特報映像
1 2
あなたの“気になる”を教えてください