「翔んで埼玉」、日本の映画館の鑑賞ルールを変化させる GACKTが熱弁「埼玉の人たちがきっかけで」

アーティストのGACKTが14日、MOVIXさいたまで行われた映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(23日公開)公開記念<埼玉の埼玉による埼玉のための大感謝祭~埼玉県民に愛をこめて~>舞台あいさつに、俳優の二階堂ふみ、益若つばさ、加藤諒、お笑いタレントのアキラ100%、はなわと共に出席。同映画により、日本の映画館での鑑賞態度に変化が起きたことについて語った。

舞台あいさつに登場したGACKT【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場したGACKT【写真:ENCOUNT編集部】

「埼玉県民の日」に埼玉県民は「東京ディズニーランドに行くと聞いた」

 アーティストのGACKTが14日、MOVIXさいたまで行われた映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(23日公開)公開記念<埼玉の埼玉による埼玉のための大感謝祭~埼玉県民に愛をこめて~>舞台あいさつに、俳優の二階堂ふみ、益若つばさ、加藤諒、お笑いタレントのアキラ100%、はなわと共に出席。同映画により、日本の映画館での鑑賞態度に変化が起きたことについて語った。

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 この舞台あいさつには「埼玉県在住もしくは埼玉県に通勤・通学している人」が参加。観客を見たGACKTは「埼玉の人は、埼玉県民の日にみんな東京ディズニーランドに行くと聞いたんですけど……。いかなかった人たちなのか、それともわざわざこの日のためにランドよりもこちらを選んだのか」と口にすると、大きな拍手が。中には拍手していなかった人もいたようで「拍手をしていない人たちはきっと暇なんだろうなと思うんですけど」とぼやいた。

 同劇場は、前作の動員数と興行収入が全国1位となっており、ファンの間では聖地となっている。これにGACKTは「『何で応援しているんだろう……』という気持ちと、2作目も期待して集まってくれている方々がたくさんいるので、本当に感謝というかですね。すべては埼玉の人たちがあっての作品なので」と感謝した。

 前作が公開された時、埼玉県の映画館では笑いが絶えなかったそうで「ツイッター(現X)で回ったんですよ。『埼玉やばい』『スクリーンの音が聞こえない』って」とGACKT。日本の映画館では、静かに鑑賞するのがルールだが、これにより「見ている最中に拍手までするという、新しい映画館のあり方。世界ではそれが標準で、日本だけ葬式のような雰囲気で見ていることが多かったんです。やっと日本もエンタメが上に上がったのかなって。それが埼玉の人たちがきっかけでスタートしたことなので、かなり大きな『埼玉化計画』なのかなと思います」と感慨深げな表情で語り、「うまいこと言ったな(笑)」と自身の発言に笑みを浮かべていた。

 2019年に、漫画家・魔夜峰央氏による同名漫画を実写化。「第43回日本アカデミー賞」では、最多12部門で賞を獲得するという高い評価を受けた。その続編となる同映画では、埼玉を飛び出し、日本全国を巻き込む東西ディスり対決を展開。前作から引き続き、GACKTは麻実麗、二階堂は壇ノ浦百美を演じた。

次のページへ (2/2) 【写真】益若つばさの全身ショット
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