俳優の広瀬アリスが14日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR 2023（スーツ・オブ・ザ・イヤー）」に出席した。アート＆カルチャー部門で受賞した広瀬は、真っ白なパンツスタイルを披露した。

「役者をやっていると、こうしてピシッとスーツを着て、表に出る機会がなかなかない。緊張しすぎて、滝のような汗が出ないか心配なんですけど、この時間を楽しみたいです」とニッコリ。着心地を問われて「形がとても体に合っているので、すごくきれいに着れるなと思った。自然と背筋が伸びますね」と述べた。

　今年1年を振り返って「今までとは違う1年にしたいなと思って過ごしていまして。去年、少し充電期間を頂きまして、そこから大河ドラマ、そして今放送中の『マイ・セカンド・アオハル』（TBS系）という作品に入っている」と説明。

　次いで「これまでは、仕事尽くしの1年にしたいというふうに思っていた。今年はお仕事も頑張りつつ、自分の時間、そして体、心も大事にできればと思って過ごしていました。ただ、一旦立ち止まって、自分の好きなものだったり、こうやって生きたいなとか、そういうことが明確に分かった1年だったかなと思います」と充実感を口にした。

　イベントには、他にもスポーツ部門で受賞した栗山英樹氏、ビジネス部門で受賞した増田宗昭氏と伊藤正裕氏、イノベーション部門で受賞した小野里寧晃氏が出席した。

　同アワードは、日本経済新聞発のライフスタイルメディア『THE NIKKEI MAGAZINE』が主催する「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰する。毎年その時代にあったコンセプトをもとに、ビジネス、芸術・文化、エンターテインメントなどさまざまな分野で活躍する人を複数部門で選出する。6回目を迎える今年のテーマは「ライフスタイルを豊かに」。