山崎育三郎、女装役は95歳祖母を参考に「若い頃のおばあちゃんに似ているかな」

俳優の山崎育三郎が13日、都内で開催されたミュージカル『Tootsie(トッツィー)』の製作発表記者会見に出席。女装する役を演じる上で、参考にした人物について語る場面があった。

製作発表記者会見に登壇した山崎育三郎【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表記者会見に登壇した山崎育三郎【写真:ENCOUNT編集部】

40秒で早着替え成功し「よかった間に合って」

 俳優の山崎育三郎が13日、都内で開催されたミュージカル『Tootsie(トッツィー)』の製作発表記者会見に出席。女装する役を演じる上で、参考にした人物について語る場面があった。

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 同ミュージカルの原作は、ハリウッドのダスティン・ホフマン主演で1982年に公開された同名映画。売れない中年男性・マイケル・ドーシー(山崎)は、仕事が欲しい一心で女性になりきりドロシー・マイケルズとしてオーディションを受けたところ、合格して一躍スターになってしまう。アメリカンジョーク盛りだくさんな最新ミュージカルが、2024年春に日本初上陸を果たす。

 山崎とアンサンブルキャストによる歌唱パートでは、マイケル・ドーシーからドロシー・マイケルズへの早着替えを披露。観客の前で初披露した感想を求められた山崎は「すっごくうれしい。(早着替えは)リハーサルでは2回やったんだけど、2回とも間に合わなかったの。本番では完璧。よかった間に合って……」と胸をなでおろした。

 しかし、早着替えは40秒程度しか時間がないと言い「全部脱いでドレスを着てメークして、かつら、イヤリング、ネックレスを付けてと、ギリギリなので、本番までにこのタイムに慣れられるのかなって……」と不安そうなところも見せた。

 ドロシーの姿のまま会見に臨んだ心境については「半分ドロシー、半分育三郎。ドロサブローという感じでしょうか」と言い、会場を笑わせた。自信のある部分を問われると「育三郎の方は足も細身で、お尻小さめなんです。ドロシーのときはパットを入れてもらって、大きめに作ってもらっています」と答え、バックポーズ。

 女装する役どころということで、参考にした人はいるかという質問には「パッと浮かぶのは自分の祖母です」と回答し、「自分の誕生日にディナーショーをするんですよ。ドレスアップして、(アクセサリーを)ジャラジャラ付けて。若い頃のおばあちゃんに似ているかな」と話した。祖母は岡山在住とのことで、岡山で行われる同ミュージカルの公演を鑑賞する予定だそう。「95歳。楽しみにしています。それが最後の公演だから、それまで元気でいてもらって」と和ませた。

 そのほか、役作りで参考にした人を尋ねられると「若い頃に『ラ・カージュ・オ・フォール』というミュージカルで、市村正親さんのそばに付いていたこともあって、市村さんのザザは自分の中にあるので、どこかで入ってくる気がします。息子をやっていたので」と口にしていた。

 会見には、愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子、演出を担当したデイヴ・ソロモン氏も出席した。

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