「ムチムチ」と言われ→絶食→過食→17キロ減 話題の33歳グラドル・高橋凛が壮絶な過去を激白

タレントの高橋凛が7年ぶりに写真集『抱いて』(ワニブックス刊)を発売した。2022年には格闘技イベント『THE MATCH 2022』の「那須川天心VS武尊」でラウンドガールを務め、話題を集めた33歳。デビュー10年目での1冊を「自分の歴史が詰まった集大成」と位置づける。

インタビューに応じた高橋凛【写真:冨田味我】
インタビューに応じた高橋凛【写真:冨田味我】

高橋凛インタビュー、7年ぶり写真集『抱いて』発売「自分の歴史が詰まった集大成」

 タレントの高橋凛が7年ぶりに写真集『抱いて』(ワニブックス刊)を発売した。2022年には格闘技イベント『THE MATCH 2022』の「那須川天心VS武尊」でラウンドガールを務め、話題を集めた33歳。デビュー10年目での1冊を「自分の歴史が詰まった集大成」と位置づける。(取材・文=中村智弘)

 2021年に行われた『令和の三十路グラドル総選挙』で1位を獲得した高橋。年齢を感じさせないボディーで多くのファンを魅了してきた。今回は沖縄の大自然の中で撮影を実施。これまで見せたことのない大胆なショットにも挑戦している。

「自分の体型に悩みすぎて、(仕事を)やめようかなと思った時期もありました。でも、そういう辛い時期を乗り越えて、デビュー10年目という節目での写真集。自分の歴史が詰まった集大成のような作品になったと思います」

 2014年にデビューして以降、グラビアを中心に活躍してきた。以前は、その体型から“ぽっちゃりグラドル”としてイメージが定着したこともあったという。

「人から『ムチムチしたね』と言われると、痩せないといけないと思って…。撮影前の3日間は何も食べないということをしていたんです。すると、撮影が終わった瞬間にウワーッと食べちゃう。でも、その食べたという“罪悪感”から、今度は戻しちゃう。それを繰り返していました。病気だったと思います」

 元々は食べることが大好き。仕事を頑張った“ご褒美”として、美味しいものは欠かせなかった。食べても痩せる方法はないのか。ジムにも通ったが、無理することが多く、それがストレスとなり、食べてしまう。その“悪循環”を断ち切れたのが、コロナ禍だった。

「自宅にいることが増えて、お家でできることがないかなと思って、自宅でトレーニングを始めたんです。1日10分間から始めて、少しずつ時間を増やしていきました。そうすると、体を動かすことが気持ちよくて、楽しくなってきた。無理せずに1日1時間とかトレーニングできるようになった。すると、どんどん痩せていったんです」

壮絶な過去を語る高橋凛【写真:冨田味我】
壮絶な過去を語る高橋凛【写真:冨田味我】

元々、食べることは好き「1回の食事でハンバーガー2個とか食べたりするんです」

 2年ぶりに体重計に乗ったら、なんと17キロも減少していた。

「今でも1回の食事でハンバーガー2個とか食べたりするんです。お酒も大好き。それでも、毎日のトレーニングの積み重ねで、太らない体を作ることができた。以前は過食と嘔吐を繰り返していましたが、今は全然ありません。自分にも自信が持てて、友達からも『以前より、表情が明るくなった』と言われます」

 7年ぶりの写真集。外見はもちろんだが、内面的にも成長した部分を見てほしいという。

「もしかしたら、ちょっとビックリするような写真があるかもしれません。でも、自分的には本当に“覚悟した”ショットです。新しい事務所に入って1年。心機一転という気持ちもあります。本当に思い入れが強い。今まで守ってきたものを“解放”したような感じもあります」

 高橋が写真集の中で一番気に入っているのが、“泣き顔”ショット。「辛いことも悔しいことも乗り越えた」という思いが込められている。

□高橋凛(たかはし・りん)1990年8月9日、新潟県出身。2014 年にデビュー。19 年、それまでの「橘花凛」から高橋凛に改名。21 年には『令和の三十路グラドル総選挙』で 1 位を獲得。数多くの格闘技イベントでラウンドガールを務めて話題になるなど、グラビアアイドルとしての活動以外にも多彩な活躍を見せている。

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