心臓不調を公表の降谷建志、ツアー強行を決断「信じて」 ファン複雑胸中「無理だけはしないで」

心臓の不調を明かしていたロックバンド・Dragon AshやThe Ravensでボーカルを務めるKjこと降谷建志が24日、10月からのライブツアーを強行することを自身のインスタグラムで報告した。

降谷建志【写真:インスタグラム(@ kj_kenji_furuya)より】
降谷建志【写真:インスタグラム(@ kj_kenji_furuya)より】

11日は「狭心症もしくは心臓神経症」の可能性が高いことを明かしていた

 心臓の不調を明かしていたロックバンド・Dragon AshやThe Ravensでボーカルを務めるKjこと降谷建志が24日、10月からのライブツアーを強行することを自身のインスタグラムで報告した。

 降谷は11日に、「8月中旬から始まった心臓を鷲掴みにされてる様な強烈な胸痛と目眩、立ちくらみ。それらが日々ランダムに襲ってくる感じ。深呼吸でやり過ごせる軽度なものもあれば、激痛で緊急搬送してもらって心電図、エコー、CTで原因解明に務めてもらったりいつ来るか分からないから当然寝れなくて、うたた寝から痛みで起きるを繰り返したりこれがなかなかどうしてクッソキツい」と体の不調を明かしていた。

 さらに、「リスク高いものからしらみ潰しに消してって現時点で1番濃厚な2つ狭心症もしくは心臓神経症」と自身の病名についても説明し、フェスを休養した理由をつづった。

 一方で、The Ravensのツアーが10月3日からスタートすることにも触れ、「這ってでも行きたいのです。皆様の前で歌いたい事も鳴らしたい音も山程あるのです」と心境を吐露していた。

 そして24日、「9月7日に最後の発作が出て何も出来ずに逃げ帰って以来のリハーサルスタジオ。あれから全身調べてはいるものの、未だ確証は無く、胸部を締め付ける圧迫感も相変わらず続く日々」と現状を説明。

「The Ravensのメンバーは個別に何度もツアーを延期しようと提案してくれた。1年費やして5人で身を削りながら完成させたアルバムツアー、本当は何を犠牲にしてでも回りたいのに、その為こその1年間だったはずなのに…」とメンバーとのやり取りも明かした。

 続けて、「音出す前にメンバーとツアークルーに正直な気持ちと病状を話せた。真っ裸でマイクを大事に握って歌えた気がする」とし、「先にも後にも寄りかからずにただど真ん中のScarecrows Tour回るね 抱えきれない色んな物や心や身体の事はツアー終わってから考えるわ」とライブツアーを強行することを決断したようだ。

 最後には、「だからライブに来てくれる皆 もし叶うなら、今は四の五の言わずに信じて欲しいです。大好きなメンバーと大好きな音楽を鳴らす最高のツアーにしますっ 明日もリハーサル 選んだ道がバンドマンで良かった少なくとも僕らの心臓は高鳴っている ですっ」と思いをつづった。

 この決意の投稿にファンからは「ありがとう、でも無理だけはしないでください」「信じてます!」「全身全霊で受け止める」「くれぐれも無理しないで欲しいです」などのコメントが寄せられている。

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