磯村勇斗主演『若き見知らぬ者たち』制作開始&2024年公開決定「今から撮影が楽しみ」

俳優の磯村勇斗が主演を務める映画『若き見知らぬ者たち』は2024年に公開されることが18日、発表された。

『若き見知らぬ者たち』に出演する磯村勇斗(左)と福山翔大【写真:(C)2024 The Young Strangers Film Partners】
『若き見知らぬ者たち』に出演する磯村勇斗(左)と福山翔大【写真:(C)2024 The Young Strangers Film Partners】

内山拓也監督の商業長編デビュー作

 俳優の磯村勇斗が主演を務める映画『若き見知らぬ者たち』は2024年に公開されることが18日、発表された。

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 14日から制作開始した同作は、映画『佐々木、イン、マイマイン』(20年公開)で、若者から圧倒的な支持を得て、各界の著名人からも絶賛され、新人賞を総なめした内山拓也監督の商業長編デビュー作。脚本は、監督自ら書き上げたオリジナル作品となる。

 磯村は父の借金返済そして難病の母の看病、重くのしかかる家族の問題と自身の人生とのはざまでもがき苦しみながらも、ささやかな幸せを掴もうとする主人公・風間彩人を演じる。

 また、彩人の弟で同じく亡き父の借金返済を担いながら、父の背中を追って始めた総合格闘技の練習に明け暮れる壮平を演じるのは、若手実力派として注目を集める福山翔大が務める。

 以下、コメント全文。

○磯村勇斗

「今回はタイトルにもあるように、同世代の若いキャスト・スタッフさん達が多く、みんなで一緒に作品を創り上げていく現場になりそうなので、今から撮影が楽しみです。既に、内山監督のオリジナルな発想と、仲間を大切にする想いを、撮影前からひしひしと感じています。さんのお力をお借りしながら、この作品が最後まで完走できるよう自分自身も向き合い、育んでいきます」

○福山翔大

「何が何でも、この物語を届けたい。お話をいただいた時に、そう感じました。本作が描く、突きつけられる死生観に何度台本を読んでも、うなだれ、立ち上がりたくなりました。僕が演じる壮平は、総合格闘技の選手ということで昨年から約1年間、様々な方のサポートのもとジムに通い、トレーニングしてきました。日々の食事が変わり、過ごし方が変わり、生活そのものが一変しました。その全てを懸けられる作品に出逢えた喜びと情熱を胸に、最後まで演じ抜きたいと思っています。

 本作の生みの親である内山拓也監督、兄の彩人役を演じられる磯村勇斗さんをはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフのみなさまと世界に届く熱を生み出せればと思います。宜しくお願いいたします」

○内山拓也さん(原案・脚本・監督)

「脚本は、2016年のPFFで『ヴァニタス』の上映が終わった後に描き始めました。この7年間は、ころころと変化する天気のように、灼熱の太陽にさらされ、雨は激しく降り注ぎ、時に嵐が巻き起こる、ついていくだけでもやっとな毎日でした。それでも、どんなに時代が移り変わっても変わることのない核が、この企画にはずっとありました。本作は、わたし自身と同じような、名もなき戦士の物語です。わたしたちはずっと、常に若き見知らぬ者たちです。皆さまにお届けできる日を想像しながら、大切に撮影していきます」

次のページへ (2/2) 【写真】もぐもぐした横顔を見せた磯村勇斗
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