『BLEACH』アニメオリジナルならではの展開が続々 今後の活躍が期待されるキャラたち

2022年10月からテレビ東京系ほかにて放送されているアニメ『BLEACH 千年血戦篇』には、原作にはなかったアニメオリジナルの描写が多数盛り込まれている。昨年末まで放送された第1クールでは「初代護廷十三隊とユーハバッハの戦い」や「ユーハバッハと破面篇のボス・藍染との会話」などがアニメオリジナルで描かれた。

30日には第2クール最終回1時間スペシャルが放送される『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』【画像:(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ】
30日には第2クール最終回1時間スペシャルが放送される『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』【画像:(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ】

アニメの総監修に原作者の久保帯人氏が就任している

 2022年10月からテレビ東京系ほかにて放送されているアニメ『BLEACH 千年血戦篇』には、原作にはなかったアニメオリジナルの描写が多数盛り込まれている。昨年末まで放送された第1クールでは「初代護廷十三隊とユーハバッハの戦い」や「ユーハバッハと破面篇のボス・藍染との会話」などがアニメオリジナルで描かれた。

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(※以下、アニメ・漫画の内容に関するネタバレ記述があります)

 アニメの総監修に原作者の久保帯人氏が就任していることもあり、これからも原作ファン垂涎のアニオリ展開があるのではないかと予想されている。そこで今回は、同作で出番増加が期待されているキャラを紹介する。

 1人目に紹介するのは、護廷十三隊の五番隊隊長・平子真子だ。平子は破面篇で虚(ホロウ)化が可能な集団「仮面の軍勢(ヴァイザード)」として登場。自らを陥れた藍染が倒れた後は古巣の五番隊の隊長に復帰している。隊長を務めていただけあり、限られた人物しか使用できない「卍解」を習得している平子だが、原作では登場の機会がなかった。

 しかし、アニメ『BLEACH 千年血戦篇』の第2クール「訣別譚」のPV内にて、平子が「卍解」というセリフを放つ場面があり、ネット上では「映像で平子の卍解観れるのか」「卍解のワクワク感がすごい」と話題になった。

 そして23年7月22日に放送された第16話において、ついに平子の卍解「逆様邪八宝塞」が初めてアニメ化された。この放送直後には、平子の卍解が初めて登場したスピンオフ小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』を執筆した成田良悟氏もSNS上で「アニメの映像として映し出されているのを観て、本当に感慨無量です」とコメントを残している。

『BLEACH』の主人公である黒崎一護も、アニオリでの活躍を期待されているキャラの1人だ。彼は主人公でありながら、最終章では「親衛隊のアスキン・ナックルヴァールにいつの間にか敗北する」「ユーハバッハにあっさり刀を折られる」など、いまいち活躍できなかった。

 そのため「最終章ではキルゲとしかまともに戦っていないのでは?」「もっとカッコいいバトルをくれ」といった声も少なくない。結末は変わらないにしても、アスキンやユーハバッハとの戦いにおいて、活躍が増えるのを期待したいところだ。

「千年血戦篇」のキーキャラ、石田雨竜の活躍の増加を期待するファンも多い。石田は物語初期から一護たちと共闘していた味方側のキャラだが、最終章では敵側に回った。そんな石田は、滅却師(クインシー)として混血でありながら「聖別(アウスヴェーレン)」によって力を奪われておらず、その理由を知りたいと考えているファンは多い。

 聖別とは本編の9年前にユーハバッハによって行われた選別のことで、純血ではない混血の滅却師は、ユーハバッハによって力を奪い取られた。石田は純血の父と混血の母から生まれた滅却師なため、混血にあたる。ユーハバッハは石田が聖別を乗り越え生き残った理由を知りたがっていたが、本編ではついに明かされることはなかった。

 ネット上には「石田周りはマジで謎が多い」「アニメで理由が判明してほしい」などのファンの声もあり、アニオリ展開で石田の謎が解き明かされるのではないかと注目されている。

 アニメ『BLEACH 千年血戦篇』の第2クールでは平子の卍解という、ファンから期待されていたアニオリ展開がさっそく登場した。この調子で一護や石田などメインキャラの活躍増加にも期待したいところだ。

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