日向坂46齊藤京子、初の連ドラ単独主演が決定 バイト先の店長と“不倫沼”にハマる

アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子がテレビ朝日系で10月期に放送する連続ドラマ『泥濘の食卓』(土曜午後11時30分)で初の単独主演を務めることが4日、分かった。

『泥濘の食卓』で主演を務める日向坂46の齊藤京子【写真:(C)テレビ朝日】
『泥濘の食卓』で主演を務める日向坂46の齊藤京子【写真:(C)テレビ朝日】

“パラサイト不倫”を描いた『泥濘の食卓』

 アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子がテレビ朝日系で10月期に放送する連続ドラマ『泥濘の食卓』(土曜午後11時30分)で初の単独主演を務めることが4日、分かった。

 本作は、2016年に『悪い夢だといいのにな』で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子氏による話題作『泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)』が原作。主人公の女の子がバイト先の店長との不倫をし、さらには店長の息子、そして店長の妻にまで近寄っていく。純粋すぎるがゆえ、まっすぐな愛が狂気へと変わった想いが、愛する相手の家庭へと徐々に寄生していき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描いたストーリーとなっている。

 齊藤が演じるのは、毒親に育てられたことで、「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛(ねじき・みあ)。常に否定し続け、暴力を振るっていた父亡き後も抑圧の強い母と2人で暮らす深愛は、初めて自分を肯定し、優しくしてくれた店長に恋をして、不倫関係となる。ところが、店長の妻の病が悪化したことをきっかけに別れを切り出され……。突然、絶望のどん底に突き落とされた深愛が、考えた末に導き出した答えは「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」。愛する店長を元気にするために、店長の妻の病気を治そうととんでもない行動に出始め、やがてその行動はエスカレートしていく。

 齊藤は「今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱいです」と初の単独主演についてコメント。

「ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当に嬉しいです。不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです」と喜んだ。

 また、“パラサイト不倫”を描いたストーリーとなるが、「ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当に嬉しくて、今から撮影がすごく楽しみです」と意気込んだ。

 自身が演じる役柄については、「深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。原作で読んでいたすずらんのスーパーだ! このシーンあそこだ!とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています」と説明。

「このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」とアピールした。

次のページへ (2/2) 【写真】伊奈子氏による『泥濘の食卓』スペシャル書き下ろしイラスト
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