35歳の元Jリーガー俳優、秋元康監修の歌手プロジェクトに懸ける思い「笑顔お届けできるように」
元Jリーガーで俳優の青山隼(あおやま・じゅん=35)が26日、自身のSNSを更新し、ビッグチャンスに懸ける思いをつづった。
名古屋、浦和、徳島などでプレーの青山隼、伯母は篠ひろ子
元Jリーガーで俳優の青山隼(あおやま・じゅん=35)が26日、自身のSNSを更新し、ビッグチャンスに懸ける思いをつづった。
「この度、秋元康先生監修のもと『昭和歌謡・昭和ポップス リバイバルプロジェクト』AチームSHOW-WAとして活動させて頂く事になりました。約1ヶ月のオーディション。毎日ドキドキ・ソワソワしておりました。。。笑 この活動を通して今までの思いやチャレンジしている姿、向き合っている姿を皆様に是非見て頂き少しでも笑顔をお届けできるように努めてまいります」
秋元氏が監修を務める『昭和歌謡・昭和POPS リバイバルプロジェクト』は今月25日、記者会見が都内で行われた。同プロジェクトはavex group、ジャパンミュージックエンターテインメント、Y&N brothersによる男性グループオーディションで、「25歳以上の男性」が対象。応募者は3000人以上で、歌唱の他にも自己アピールや一芸、握手会審査、笑顔など多岐にわたる審査で、最終候補者は12人まで絞られている。
ここから先は昭和歌謡(ムード歌謡)を歌うアダルティな「SHOW-WA(ショウワ)」Aチームと昭和(平成)ポップスを歌うお祭りのような「MATSURI」(マツリ)Bチームの2グループに分かれ、メジャーデビューに向けて競い合うことになる。デビューは2024年元日を予定。文字通り、青山にとっては大きな挑戦だ。
青山は宮城県出身で名古屋U-18を経て、名古屋でデビュー。主にMFとしてプレーし、C大阪、徳島、浦和、徳島と渡り歩いた。だが、自らの意志で2015年7月、シーズン途中での現役引退を表明。その後、アルバイト生活を経て、現在はタレント・俳優として活動している。伯母で俳優・篠ひろ子、篠の夫で作家の伊集院静氏からも、芸能界入りを勧められたこともあったが、18年2月21日に亡くなった俳優・大杉蓮さんが、熱烈な徳島サポーターだったことから、「漣さんの作品を見たりして、演じることに興味が湧いてきた」ことがセカンドキャリアの決め手になった。
転身後は地道に舞台、ドラマ、映画、CMに出演。まだ大きな役を演じることはできておらず、今回は新境地の「歌」で飛躍のチャンスを得た形だ。関係者によると、「声の良さと声量は高く評価されている」とのこと。会見では「叔母さん(篠)から『歌とダンス、大丈夫なの?』と心配されました。少しでも笑顔を届けられるよう頑張ります」と話していたが、極めて前向き。来年の元日にはデビューを飾り、伯母夫婦と大杉さんに報告するつもりだ。