【麒麟がくる】「飲め!お前が飲め!」信長の迫力にファンも戦慄「湧き水ブーメラン」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第18回が17日に放送された。高政軍の追手から逃れ、美濃から脱出した光秀(長谷川博己)たち。落ち延びた先の越前で領主・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に拝謁した光秀は、しばらく越前に留まることになる。一方、懇意にしていた道三を失った信長(染谷将太)の周囲では、不穏な動きが増えていた。

弟・信勝(木村了)に迫る信長(染谷将太)【写真:(C)NHK】
弟・信勝(木村了)に迫る信長(染谷将太)【写真:(C)NHK】

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 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第18回が17日に放送された。高政軍の追手から逃れ、美濃から脱出した光秀(長谷川博己)たち。落ち延びた先の越前で領主・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に拝謁した光秀は、しばらく越前に留まることになる。一方、懇意にしていた道三を失った信長(染谷将太)の周囲では、不穏な動きが増えていた。

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 戦に負け、なにもかもを失った光秀に、母・牧(石川さゆり)は「沈んだ時にどう生きるか。負けたときにどう耐えるか。その時にそのものの値打ちが決まる」と諭す。光秀は亡き父の「誇り高く」という言葉を胸に、再起を誓う。

 道三を討った高政は、信長を追い詰めるために信長の弟・信勝(木村了)に近づくようになっていた。この不穏な動きに加え、信勝の信長に対する謀反に辟易としていた帰蝶(川口春奈)は、信長に「なんとしても信勝に会うように」と会見を勧める。

 信長は仮病を使って信勝を呼び出すと「そなたの美しさ、賢さには遠く及ばぬ。殺してやろうと何度も思った」と胸の内を明かす。信勝も「自分がしたいことを全て成し遂げる兄が妬ましかった」と告白。互いに妬みあっていた本心を打ち明け、一件落着と思われたのもつかの間。信長は見舞いの品と称して持参した”霊験あらたかな湧き水”を自分で飲むように信勝に迫る。信勝は水には毒が入っていると認め許しを請うが、「飲め!お前が飲め!」と信長に追い詰められ、結局命を落とす。

 母に寵愛された信勝へ思いの丈をぶつけて涙を流し、最後には殺害してしまう信長。この超展開にSNSでは「怖い。とにかく怖い」「信長が怖いのか、帰蝶が怖いのか」とファンも戦々恐々。信勝が持参した毒入りの水を使って返り討ちにすることで「湧き水ブーメラン!」とつぶやくファンも。狂気をはらんだ信長と、マムシゆずりの狡猾さを見せる帰蝶から、まだまだ目が離せなさそうだ。

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